1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

なでしこジャパン 韓国女子代表戦メンバー発表 佐々木則夫監督代行会見要旨

ゲキサカ / 2024年10月26日 2時50分

─今回は監督代行だが、これからも女子委員長として関わっていくと思う。今後なでしこジャパンを強化していくうえで佐々木氏が考える基準とは。
「今回は年齢層は若手、中堅という形の中でも揃えつつ、やはりW杯、五輪など前回やっていたところの中での反省点、改善点、そして良いところは良いなりに繋げてチームにアプローチし、韓国戦を戦いたい。できたらその試合で次のステップへの指標になるような形勢を整えたゲーム、トレーニング、そして次の監督にバトンを渡したいと思っている」

─先ほど述べていた「なでしこイズム」とは。
「なでしこジャパンの良さは、(日本人女性は)世界から見たら小柄でパワーはないが、その中でも良さというのは、攻撃、守備に渡って非常に連携、連動できるというところ、積極的に前から3ラインをコンパクトにして攻撃的な守備ができるところ、そして、しっかりとボールを保持しながら相手を揺さぶって仕留めるところ、それもなるべくゴールに近いところまで運びながら射止めるというようなところの要素」

─WEリーグで好調を維持していたDF遠藤優が初選出となったが、招集した理由、期待するところは。
「WEリーグ、アジアの大会の映像を見たが、攻守に渡って質の高さを表現していた。清水(梨紗)が負傷して今は治療中、リハビリ中で、今後彼女はコンディションを上げてきてくれると思うが、そうした中で、遠藤は非常に清水に重なるところがあった。(サイドでの)アップダウンや運動量、動くタイミングが非常に素晴らしい。浦和でもゴールに絡むプレーをしている。守備のところのバランスを含め、かなり評価している」

─DF熊谷紗希に期待することは。
「五輪でもフル出場しながら、本当に年齢を感じさせないような表現をしてくれた。なでしこジャパンのプレイヤーとしても、年齢は高い方になるが、しっかりとレギュラーを張れるようなレベルでまだまだあるというところはあるし、いろいろな大会を通じて多くの経験をしているので、ぜひ若手にイズムを伝えてもらいたい。言わなくても背中を見て若手がどう感じるかというところもあると思う。次のサイクルにおいても、彼女は自分の成長、ターゲットに向けて頑張りたいと話してくれた。次にバトンを渡す指導者にもアピールできるようなプレーを期待した」

─前回(10月上旬)のメディアブリーフィングで年内に新監督を決めたいというような話があったが、ここまでで進展はあるか。
「以前話したときと同じくらいのレベル。大変申し訳ないが、まだ決定事項はない。いろいろと面談をしたりはしているが、(メディアブリーフィングで)今回のスタッフ体制を発表したときと同じような状況。年内にはなんとか頑張ります」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください