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秋田商の“切り札”交代出場FW安藤愛知が後半終了間際に決勝点!利き足と逆の「左」で3戦連発

ゲキサカ / 2024年10月21日 13時53分

後半39分、秋田商高FW安藤愛知(3年=秋田市立山王中出身)が決勝点を喜ぶ

[10.19 選手権秋田県予選準決勝 明桜高 0-1 秋田商高 ソユスタ]

 交代出場の技巧派FWが、名門・秋田商高を秋田県予選決勝へ導いた。0-0の後半39分、秋田商は左サイドからの折り返しを受けたFW安藤愛知(3年=秋田市立山王中出身)が、縦への動きでDF間へ割って入る。角度のあまりない位置から、「ファーに思いっ切り蹴って」先制点。我慢強く守ったチームに値千金の1点をもたらした。

 この日は小林克監督から勝負どころでの起用を伝えられていた。今大会はスーパーサブとして起用されており、「途中出場っていうのは少し慣れてきたので、あとは自分がどう仕事するかイメージして、イメージ通りに動けるように頑張りました」という。

 明桜高のプレッシャーが速く、トップ下の自分のところになかなかボールが入らない状況。その中でシンプルにプレーすることを心がけながらチャンスを伺い、ゴール前での大胆な動きで決勝点を決め切った。

「最高でした。出る前から自分が試合を決めるって思ってきていたので、仕事ができて1番嬉しいです。ずっと左足の練習をしてきたので、練習の成果が出たかなって思います」と安藤。利き足は右だが、今大会の3得点はいずれも左足によるものだ。

「王道ですけど、メッシとかプレーは良く見ます」という安藤は、ドリブルやパスでの局面を打開することや展開するキックを得意とする。好調な切り札は決勝へ向けて「前半でも、後半でも、いつ出ても、今までやってきたことを全部出せるように、後悔ないように準備して、ゴールっていう結果で自分の力を出し切りたいです」と宣言。4戦連発のかかった決勝でも決め、全国大会出場を喜ぶ。

(取材・文 吉田太郎)

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