予定より早く23人全員集合! なでしこJが合宿2日目を実施…DF熊谷紗希「日本でプレーできるという喜びを忘れずに」
ゲキサカ / 2024年10月22日 20時2分
日本女子代表(なでしこジャパン)は22日、千葉市内の高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングを行った。26日の韓国女子代表戦に向けて準備を進めるなでしこジャパン。当初の予定よりも早く23人全員が揃い、練習組とリカバリー組、室内組に分かれて約50分間にわたって汗を流した。
合宿2日目は小雨が降るなかスタートした。初めの15分間はDF小山史乃観(ユールゴーデン)とMF塩越柚歩(浦和)の室内組を除いた21人でジョギング、動的ストレッチで体をほぐし、そこからそれぞれのメニューへ。DF熊谷紗希(ローマ)、MF長谷川唯(マンチェスター・C)ら海外組12人はリラックスムードのなかリカバリーメニューをこなした。
練習はフィールドプレイヤーとゴールキーパーに分かれて行われ、FP組は合宿初日から参加するDF守屋都弥(I神戸)ら6人に、昨夜到着したというFW松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ)を入れた計7人。松窪は「今日合流した人よりも丸一日寝れたので」とし、自ら志願して加わったという。
FP組のトレーニングは内田篤人コーチ主導で行われ、ゲーム要素を入れたロンドや対面キック、シュート練習などで体に刺激。内田コーチからは「リカバリー組とは違うから、メリハリをもってやろう」といったポジティブな声がかけられた。
GK組は西入俊浩GKコーチのもとGK平尾知佳(新潟L)とGK大熊茜(I神戸)がボールを使ったトレーニングを行った。基礎的なキャッチングから始まり、アジリティ要素を入れたセービング練習。徐々に強度を上げていき、最後はFP組のシュートを受けた。
練習後、報道陣の囲み取材に応じた熊谷は「完全に新チームまでとはいかないが」と新指揮官が決まっていない状況に言及しつつ、「個人としてはフレッシュな気持ちでいる」と再スタートへの思い。「どんな監督になっても目指すべき場所として、この場所(代表)は変わらない」と強調し、「代表の服を着て日本でプレーできるという喜びを忘れずに今回の韓国戦を戦っていきたい」と意気込みを語った。
DF熊谷紗希
(取材・文 成田敏彬)
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