[関西]前期首位折り返しの関西学院大がまさかまさかの6連敗で大失速「僕らの強みは何なのか」再浮上のきっかけを
ゲキサカ / 2024年11月4日 17時38分
[10.19 関西学生L後期第7節 関西学院大1-2大阪経済大 万博記念競技場]
入り込んでしまったトンネルの出口はまだ見えない。前期リーグを首位で折り返していた関西学院大だが、後期に入って大失速。第2節以降、まさかまさかの6連敗で順位は8位にまで転落した。
この日も負の連鎖を止めることはできなかった。同じように後期に入って1勝と苦しんでいる大阪経済大との対戦だったが、前半16分、同27分と連続して失点。そこから流れを呼び戻し、後半11分にFW小西春輝(3年=鳥栖U-18)がゴールネットを揺らして1点差に詰め寄ったが、同点までは届かなかった。
近年、ここまで苦しむ関学大を見たことがなかった。21年、22年とリーグ連覇を経験。昨年は優勝を逃したが、DF濃野公人(鹿島)やMF倍井謙(名古屋)ら有力選手をJリーグの舞台へと送り込んだ。しかし今年の4年生のJリーグ内定選手はゼロ。そこだけに問題があるわけではないが、天皇杯や総理大臣杯も予選で敗退と、結果が残せない難しいシーズンになっている。
前節の甲南大戦はそれまでできていたボール保持もできずに敗れるゲームになっていた。高橋宏次郎監督によると、「まずは僕らの強みは何なのかの確認をしてきた」という。そのうえで「最初の4連敗は僕らの強みであるボール保持のところは出せていたものの、ゴール前が怖くないという状況だったので、そういうところをしっかりとやっていこうという準備をしてきた」。
ただこの日も「最後のセットプレーを含めてフィニッシュのところはまだまだだなという感じですね」と肩を落とす結果に終わった。しかし「感情に引っ張られたまま全てが駄目だという捉え方を僕はしたくない」という。そして「どうしても結果に結びつかなかったら疑心暗鬼になるけど、そこの部分のコントロールはちゃんとやりたい。インカレ出場権が6位までなので、そこをまずは現実的にしっかり狙っていきたい」と顔を上げていた。
(取材・文 児玉幸洋)
●第102回関西学生リーグ特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
新潟医福大が大臣杯決勝のリベンジ完遂! 阪南大を6発撃破で3連勝インカレ8強入り! 3冠狙う夏王者はGL敗退に
ゲキサカ / 2024年12月19日 16時27分
-
関西学院大FW古田和之介に待望の公式戦初弾「取り組みを止めた日は1日もない」中学・高校で培ったメンタリティ
ゲキサカ / 2024年12月15日 8時30分
-
[MOM4951]滝川二MF三宅蔵ノ助(3年)_リーグ最終戦でハット。兄の背中に近づいた主将は選手権で一戦必勝
ゲキサカ / 2024年12月12日 14時4分
-
苦しんだ序盤戦から充実の終盤戦へ…関学出身G大阪MF美藤倫が10試合連続出場でルーキーイヤー締め「成長を日々感じる期間だった」
ゲキサカ / 2024年12月9日 19時20分
-
仲間へのライバル心も糧に重要な一戦で残した結果。横浜FCユースMF岩崎亮佑がチームにもたらす圧倒的推進力
ゲキサカ / 2024年12月6日 18時30分
ランキング
-
1【箱根駅伝】東洋大 苦戦続きも9位で復路へ…20年連続シード権奪取のカギは「出だしの6区」
東スポWEB / 2025年1月2日 19時39分
-
2【箱根駅伝】国学院大は3冠に黄信号 エース平林で流れつかめず…前田監督「箱根って深いですね…」
東スポWEB / 2025年1月2日 17時14分
-
3最高齢の五輪金メダリストが死去 ハンガリー女子体操、103歳
共同通信 / 2025年1月3日 1時0分
-
4【箱根駅伝】「山の名探偵としてきているので」早大・工藤慎作、山上りで“事件解決” 復路へ「あわよくば3番以内を」
スポーツ報知 / 2025年1月2日 15時58分
-
5今オフのFA市場はメッツが約1444億円で断トツの投資! ドジャース2位、エンゼルスも7位と存在感
スポニチアネックス / 2025年1月2日 11時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください