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昨季CL決勝カードは衝撃の展開! 王者レアル、0-2からビニシウスのハットなどでドルトムントに5発大勝

ゲキサカ / 2024年10月23日 12時36分

レアル・マドリーが衝撃の逆転勝利

[10.22 欧州CL第3節 R・マドリー 5-2 ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のリーグフェーズ第3節が22日に行われ、連覇を目指すレアル・マドリー(スペイン)は本拠地でドルトムント(ドイツ)に5-2で勝利した。昨季決勝の相手を再び下し、2試合ぶりの白星。第4節は11月5日に開催され、レアルはミラン(イタリア)、ドルトムントはシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)といずれもホームで戦う。

 開幕2連勝で首位に立つドルトムントと1勝1敗で36チーム中17位につけるレアルが激突した一戦。昨季決勝の再現カードは前半30分に動いた。

 MFユリアン・ブラントがDFルーカス・バスケスと競りながらペナルティエリア中央のFWセール・ギラシにつなぎ、DFアントニオ・リュディガーを背負って受けたギラシは右へパス。フリーのMFドニエル・マーレンが右足で蹴り込み、先制ゴールを挙げた。

 前半34分には左サイドに開いたブラントのサイドチェンジから右サイドバックのDFユリアン・リエルソンを経由し、大外のマーレンへ。ペナルティエリア右に運んだマーレンはDFフェルラン・メンディとの1対1から縦に仕掛け、低く速いクロスを送る。ファーから飛び込んだMFジェイミー・バイノー・ギテンスが左足でネットを揺らし、2-0とした。

 攻撃のギアを上げたレアルだったが、前半37分にFWロドリゴ・ゴエスとMFジュード・ベリンガムのシュートが立て続けにクロスバーに嫌われるなど、ゴールを奪えず。前半は2点ビハインドで折り返した。

 それでも後半15分、左CKから攻撃を作り直し、ペナルティエリア右のFWキリアン・ムバッペが右足でクロスを供給。攻め残っていたリュディガーが豪快なヘッドで叩き込み、1点差に詰め寄る。

 直後の後半17分には、MFルカ・モドリッチがドリブルからペナルティエリア右へパス。ファーストタッチで前を向いたムバッペはDFニコ・シュロッターベックのスライディングを受けるも、左へ流れたボールをFWビニシウス・ジュニオールが左足で押し込む。ムバッペの位置がオフサイドだったかどうかVARのチェックが入った後、ビニシウスの同点弾が認められた。

 さらに後半38分、右サイドでボールを残したロドリゴが後方のバスケスにつなぐ。バスケスのパスはブラントにカットされるが、自らこぼれ球を拾ったバスケスがペナルティエリア右で右足を一閃。強烈なシュートを突き刺し、逆転ゴールを記録した。

 後半41分には、自陣の左サイドでマイボールにしたビニシウスがドリブルで長い距離を攻め上がる。ペナルティエリア手前中央から右足でゴール右に決め、4-2とリードを広げた。

 ビニシウスは後半アディショナルタイム3分にも個人技からダメ押し弾を奪い、ハットトリックを達成。そのままレアルが5-2でゲームを終え、2試合ぶりに勝ち点3を手にした。

 一方、ドルトムントにとってはショッキングな逆転負け。今大会初黒星で連勝は2で止まった。


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