リバプールが堂々の欧州CL開幕3連勝!! スロット新体制で11勝1敗と快進撃、遠藤航は出番なし

FWダルウィン・ヌニェスが決勝ゴール

[10.23 欧州CLリーグフェーズ第3節 ライプツィヒ 0-1 リバプール]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、リーグフェーズ第3節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプール(イングランド)は敵地でライプツィヒ(ドイツ)を1-0で下した。欧州CLで開幕3連勝を果たし、公式戦では8連勝と好調を継続。遠藤はベンチ入りしたが、出番はなかった。

　最初のチャンスを迎えたのはホームのライプツィヒ。前半14分、右サイドでMFアントニオ・ヌサが相手をいなし、オーバーラップしたDFベンヤミン・ヘンリヒスがマイナスに折り返すパスを送ると、MFアマドゥ・ハイダラがペナルティエリア外から左足を振り抜く。だが、これはリバプールGKクィービーン・ケレハーにキャッチされた。

　すると前半27分、リバプールが先に試合を動かした。高い位置でMFライアン・フラーフェンベルフがインターセプトし、分厚い攻撃を繰り出すと、DFコスタス・ツィミカスがFWコーディ・ガクポとのワンツーから左を突破し、クロスを配球。これにFWモハメド・サラーが頭で合わせると、ゴールに入りそうなボールをFWダルウィン・ヌニェスが押し込み、先制点が入った。

　リバプールはさらに前半32分、左サイドを突破したガクポが右足アウトサイドでクロスを送ると、これにまたもヌニェスが合わせるが、今度はFKペーテル・グラーチがスーパーセーブ。同37分にはツィミカスの右CKにDFフィルヒル・ファン・ダイクが頭で合わせるも、これもグラーチのビッグセーブに阻まれ、前半は1-0で終えた。

　後半は反撃を狙うライプツィヒが多くのシュートチャンスを創出。それでも27分、ハイダラのインターセプトから速攻を仕掛け、FWベンヤミン・シェシュコがGKとの1対1を迎えたが、素早く詰めたケレハーに阻まれると、同38分にはヘンリヒスが強引な突破からシュートを狙い、ケレハーの手を弾いたボールにFWロイス・オペンダが詰めたが、オペンダはオフサイドに終わった。

　一方、リードを広げたいリバプールは後半44分、ガクポのカットインシュートがライプツィヒのゴールマウスを襲うも、またしてもグラーチがスーパーセーブ。もっとも、試合はそのままタイムアップ。相手守護神の鬼気迫るパフォーマンスに追加点は奪えないリバプールだったが、1点リードを守り切り、新方式の欧州CLで開幕3連勝を果たした。

　リバプールは今季からアルネ・スロット監督が就任し、公式戦11勝1敗と好調を継続中。一方のライプツィヒはこれで欧州CL開幕3連敗となった。
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