なでしこJが国立開催の“日韓戦”に向けて前日練習…佐々木則夫監督代行「今後の指標になるゲーム」

なでしこジャパン

　日本女子代表(なでしこジャパン)は26日にMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦する。25日には試合会場の国立競技場で公式練習を行い、冒頭の15分間が報道陣に公開された。

　日本サッカー協会(JFA)は同日午前にGK平尾知佳(新潟L)のコンディション不良による離脱を発表。最終調整には22人が参加し、公開された15分間では、フィールドプレイヤーとゴールキーパーに分かれて、それぞれ体に刺激を入れていた。

　練習の前には公式会見が行われ、日本女子代表の監督代行を務めるJFAの佐々木則夫女子委員長が出席。韓国戦に向けては「勝利することはもちろんだが、今後のなでしこジャパンの指標になるゲームをやるんだと伝えてきた」とし、次のように選手たちの背中を押した。

「(試合までの)日数は少なかったが、選手が集中して取り組んでくれた。(明日は)これからのなでしこジャパンのスタート、船出になる。国立でいいゲームができるように選手たちに頑張ってもらいたい」

　明日は、なでしこジャパンにとってパリ五輪後初の公式戦でもある。国立開催の“日韓戦”。試合は午後2時20分にキックオフされる。

(取材・文　成田敏彬)