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世界一になるために「自分たちの世代が今いる選手たちを脅かす」ヤングなでしこの台頭で底上げ狙う19歳小山史乃観

ゲキサカ / 2024年10月25日 20時45分

DF小山史乃観

 U-20女子ワールドカップで悔しさを味わったキャプテンは、なでしこジャパンで決意を新たにした。25日の韓国戦前日練習を終えたDF小山史乃観(ユールゴーデン)は「自分たちの世代がなでしこの今いる選手たちを脅かすことで、なでしこも強くなって世界一のチームになれると自分たちの世代でも話している」と意欲をのぞかせた。

 U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)の準優勝に終わったU-20女子W杯から1か月後、なでしこジャパンのメンバー入りを果たした。小山にとって2022年10月の国際親善試合で初招集となって以来2度目の選出。U-20女子W杯を戦ったFW松窪真心、GK大熊茜、FW土方麻椰(怪我で不参加)とともに、新戦力として名を連ねた。

 同世代のMF浜野まいかやMF藤野あおば、年下世代のDF古賀塔子や谷川萌々子(ローゼンゴード)は今夏パリオリンピックを戦った。その姿にエールを送りながらも「悔しさはあった」(小山)。ともに日の丸を背負うことになった今、世代の代表としての使命感も強まる。「自分たちの年代での良さもある。やっと一緒にできることで、そこが合わさればいい底上げにもなる。一緒にプレーできることは嬉しい」と素直な笑みを浮かべた。

 ポリバレント性は持ち味のひとつだ。クラブではリーグ戦4得点を挙げる得点力も発揮しながら、サイドでも中央でもプレー可能。「日常では前目のところが多いけど、ボールに触れるところのほうが自分のプレーをしやすい。だけどサイドでも試合の中で入れ替わってポジションの変化をつければ、相手にとっても怖い選手になれる」。なでしこジャパンの練習では左SBに配置されることが多いが、変幻自在に動く意識は健在のようだ。

 前回の初招集時はニュージーランド戦で後半37分からの出場でデビューを果たした。あれから2年が経ち、今回の合宿では「ポゼッションとかは自分でもできる印象はあった」と手応え。26日の国際親善試合、29日の非公開練習試合と2度ある韓国戦のなかで、自らの真価を示すつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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