1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

なでしこJが国立で韓国撃破! パリ五輪8強から佐々木監督代行体制で再出発…北川、藤野、田中、谷川がゴール

ゲキサカ / 2024年10月26日 19時25分

DF北川ひかるが先制弾

[10.26 国際親善試合 日本女子 4-0 韓国女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は26日に国立競技場で行われた「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024」で韓国女子代表と対戦し、4-0で快勝した。前半32分にDF北川ひかるが右CKから先制点を挙げると、34分にMF藤野あおば、37分にFW田中美南が連続得点。後半11分には後半から出場したMF谷川萌々子がダメを押した。

 パリオリンピック後初となる公式戦は、佐々木則夫監督代行による暫定的な体制で臨んだ。4-4-2の布陣を敷き、GKはキャプテンマークを巻く山下杏也加、4バックは左から北川、DF熊谷紗希、DF南萌華、DF守屋都弥。2ボランチはMF長野風花とMF長谷川唯。左サイドにMF中嶋淑乃、右サイドが藤野、2トップは田中とMF清家貴子が並ぶ。中嶋以外の10人はパリ五輪メンバーとなった。[両スタメン&布陣]

 韓国も今月10日に就任したシン・サンウ監督の初陣。互いに新体制で臨むなか、時間とともに日本が主導権を握り始める。前半30分近くには藤野が2トップの一角に、清家が右サイドに移動。すると前半32分に均衡が破れた。

 右CKを長谷川が蹴ると、ニアサイドに詰めた北川がヘディングシュートで合わせる。ボールはゴール左ポストに当たりながらゴールに入った。北川はベンチメンバーとともに歓喜を爆発。一方、セットプレーを担当していた内田篤人コーチは北川に声をかけると、喜びもつかの間でセットプレーを振り返っていた。

 先制から1分後には追加点を挙げた。前半34分、中嶋の突破はPA左で阻まれるが、北川がこぼれ球に触れてPA左の深い位置へ。田中が拾って折り返すと、ゴール前の相手DFを清家がスクリーン。フリーになった藤野が左足シュートを叩き込み、GKのセーブをはじきながらゴールに押し込んだ。

 2-0で迎えた前半37分には3点目。藤野が中盤まで下りてボールを収めると、代わって前線に上がった長谷川がパスを受ける。縦パスは相手に当たるが、こぼれ球を田中が拾ってPA内に進入。GKキム・ミンジョンの動きを見定めてゴール右隅に決め切った。

 前半を3-0で折り返した日本は、交代枠6人のうち3人をハーフタイムで使用。中嶋、田中、長野を下げ、MF浜野まいか、FW植木理子、谷川が出場。2ボランチは谷川と長谷川が組み、左サイドに浜野が入る。2トップは藤野と植木が並んだ。

 後半3分には南のパスミスからカウンターを食らう。FWチェ・ユジョンにシュートを打たれたが、谷川のブロックから浮いたボールを山下が冷静にはじき飛ばした。

 後半11分、日本は交代選手が4点目を挙げる。長谷川が右サイドに展開したボールを、守屋が冷静に右足でグラウンダーのクロス。PA内の浅い位置に転がったボールに詰めたのは谷川。右足で狙いすましたシュートをゴール右隅に決めた。

 日本は後半14分に4人目の交代枠を使用。清家に代えてFW千葉玲海菜が入り、右サイドでプレーをした。23分には長谷川が下がり、FW塩越柚歩が2ボランチの位置に立った。さらに33分には守屋が下がると、今回初招集のDF遠藤優がデビューを飾った。

 残り時間も攻め続けた日本は4-0で試合を締め切る。パリ五輪後の再出発を白星で飾った。

(取材・文 石川祐介)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください