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なでしこJ主軸の覚悟を示す谷川萌々子、ロス五輪に向け「残り3年間が非常に大事な時間。笑って終われるように」

ゲキサカ / 2024年10月26日 19時27分

MF谷川萌々子

[10.26 国際親善試合 日本女子 4-0 韓国女子]

 自らゴールを決め、再スタートを白星で飾った。日本女子代表(なでしこジャパン)MF谷川萌々子(ローゼンゴード)は後半から出場し、後半11分にチーム4点目をマーク。「チームとしてしっかり勝ち切れて終わることができたのはよかった」と笑顔を見せた。

 パリオリンピック後初の公式戦はベンチから見守った。前半で3得点を決めると、ハーフタイムで交代指示。「ノリさん(佐々木則夫監督代行)からベンチの人は同じポジションをしっかり見ていい準備するようにと言われていた。そこは意識して準備できた」。谷川はMF長野風花に代わってピッチに入った。

 すると、さっそく結果を残した。後半11分、右サイドのDF守屋都弥からマイナス方向にグラウンダーのクロスが入る。「都弥さんにボールが入ったときに自分がフリーだなと思った」。手を挙げて守屋にアピールすると、ドンピシャにボールが来た。右足ダイレクトで「ふかさないように」と狙いすましたシュートをゴール右隅に決めた。

 パリ五輪では途中出場2試合に終わったが、鮮烈な印象を残した。グループリーグ第2戦・ブラジル戦ではドリブルでファウルを誘発してPK獲得。DF熊谷紗希の同点ゴールにつなげた。1-1で迎えた後半アディショナルタイムには約30mの距離からロングシュートを決め、2-1の大逆転勝利に貢献した。

 結果を残しながらも、谷川にとってパリ五輪は不完全燃焼。開幕直前の怪我にも苦しめられた。「あの経験を経て怪我をしないことが一番と感じた」。ロサンゼルスで行われる次の五輪は4年後。再スタートを切った今、すでに時計の針は進み始めた。

「この残りの3年間が非常に大事な時間になってくる。4年後に笑って終われるように、その日を想像して過ごす必要がある」。そう語る谷川は今日の1点に満足しない。チームの主軸になるという思いは「だんだん増えてきた」と語りつつ、「まだまだ結果は残していない。これからもっともっと残していきたい」と力を込めた。

(取材・文 石川祐介)

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