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再出発なでしこJのファーストゴールは北川ひかる! 内田篤人コーチに関する質問連発に「ほしがってますね~(笑)」

ゲキサカ / 2024年10月26日 19時29分

得点後に内田篤人コーチから指示を受けるDF北川ひかる

[10.26 国際親善試合 日本女子 4-0 韓国女子]

 新生なでしこジャパンのファーストゴールを決めた。DF北川ひかる(ヘッケン)は前半33分、MF長谷川唯の右CKをニアサイドからヘディングシュートで合わせた。「あの時間帯で得点が取れたことはチームとしても本当にでかかった。コーナーのニアは自分も得意なポジションなので、ヘディングで決められてよかった」と手応えを述べた。

 序盤は韓国と拮抗状態が続いたが、均衡を崩したのはセットプレーだった。右CKで長谷川はニアサイドにキック。走り込んだのは北川だ。「唯さんのボールがニアに来ると思っていた。どういう軌道で来るかもわかっていた。そういうタイミングが合った」。ドンピシャで当てたボールはゴール左ポストに当たりながら、ゴールに吸い込まれた。

 佐々木則夫監督代行によると、今回セットプレーは内田篤人コーチが担当したという。“マル秘”作戦について報道陣から立て続けに質問が飛んだ。北川は「好きですね~みなさん(笑)。それほしがってますね~(笑)」と笑顔。暫定的ながら参加した元日本代表SBの存在について問われると、「個人的にSBで自分自身が悩んでいたことやこのときはどうしようというところを、ウチさんも教えてくれる。本当に自分にとってありがたいコーチ」と感謝を示した。

 さらに具体的なエピソードを求められると、北川はやんわり「それはやっぱり秘密です」とコメント。「これはSBをやっていたからこそわかること。悩みやどうすべきかという細かいところ。自分が成長していったら、内田さんが上げてくれたと思ってください」と答えた。

 北川が先制点を決めた後に、ベンチ付近で内田コーチと会話するシーンもあった。攻撃時に北川が高い位置を取って背後を取る場面で、CBとの距離が空くリスクがあることも多かったことを指摘されたという。「そこのリスクをかけるのかどうするのかというところはもっと判断して、別に自分がもっと低い位置でもらっても全然いいと話をしてくれた」。得点後でもリスク管理の話に触れたことに「もっと流れを考えながらやらなきゃいけないしありがたかった」と思いを述べた。

 今夏からヘッケンに加入し、スウェーデンで戦っている。短い間でも体格差のある相手との対戦で成長を感じている。「毎日体感していくなかで当たるタイミングや最初に相手を吸収するスピードだったり、細かくやってきている。今回もうまくいったこともあるし、それは継続していきたい」。パリオリンピック後初の公式戦は自身のゴールで白星を飾った。次の女子ワールドカップ、そしてロサンゼルス五輪に向け、さらなる成長に弾みをつけた。

(取材・文 石川祐介)

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