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みんなで掲げた大きな「丸」。東海大山形が劇的ゴールで羽黒下し、10大会ぶり2回目の全国へ:山形

ゲキサカ / 2024年10月26日 22時30分

 そして、今大会を全試合無失点で終えられたのも大きかった。「リーグ戦を含めて失点ゼロで抑える試合がなかなかありませんでした。トーナメントの大会は1点で勝負が決まるので、ゼロで抑えたいと話していて、それを実践できました」と語る五十嵐監督。キャプテンのDF秋葉悠寿(3年)が「この大会は粘り強い戦いをして、後ろがゼロで抑えて勝つことがテーマでした。チーム全員で声をかけて体を張って盛り上げました。自分たちの後ろには70人の部員がいるので、彼らのためにも粘り強く戦おうと思いました」と語った通り、この試合でもセットプレーから混戦になる場面が何度かあったが、そんな時も全員で体を張ってクリアに持ち込み、粘り強い守備を実現できたことが10年ぶりの歓喜につながった。

 山形県代表は17年連続初戦敗退が続いている中、五十嵐監督は「相手はプリンスリーグ、プレミアリーグのチームばかりで、われわれは県リーグでレベルの差がありますが、一発勝負なので戦い方を整理して、少しでも粘り強く戦って勝機を見いだしたい」と意気込みを語った。

 試合後、選手や監督が頭上に大きな「丸」をつくるポーズが見られ、客席の応援団や保護者も次々とそれに応えて「丸」をつくる場面があった。「昨年からか今年からか、保護者の方が丸のポーズをして、それに応えて選手が丸を出すようになりました。それで東海ファミリーが一丸となるようになりました」と経緯を語る五十嵐監督。最後、選手たちと応援団はみんなで丸ポーズをして、集合写真に収まった。全国でも大きな丸をみんなで掲げるため、東海大山形は全員一丸となって戦う。

(取材・文 小林健志)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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