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“総決算”のU17アジア杯予選最終節カタール戦…U-16日本代表・廣山望監督「たくましさを見せてほしい」

ゲキサカ / 2024年10月27日 16時52分

いよいよ最終戦

 カタールで開催中のAFC U17アジアカップ予選(F組)を戦っているU-16日本代表は現地時間26日、最終戦へ向けたトレーニングを行った。

 中1日の日程で試合が続いているため、コンディショニングを重視する必要があり、ハードな戦術トレーニングを行うことは難しい。ただ、最終戦の相手は地元のU-16カタール代表である。最も「良い相手」(廣山望)監督に対しては戦術的な準備も必要となる。

 このため、選手をポジションに立たせた上で、想定されるプレッシャーの剥がし方、ボールの運び方を確認。カタールの選手の特長なども頭に入れつつ、アウェーでの一戦に備えた。

「良い状態で試合をするためにここまでの大会があったと思うから、良い準備をして良い試合をしたい」(廣山監督)

 指揮官が選手たちに言い含めてきたのは、「1戦目で良い試合をして、2戦目でもっと良い試合をして、3戦目は最高の試合にしよう」ということ。そのための意識付けも継続して行ってきた。

 アウェーでの生活を送る中で体調不良になる選手もおり、第2戦ではFW葛西夢吹(湘南U-18)が負傷離脱(幸いにも重傷ではなかった)。万全の態勢とは言えないが、そこで問われるのもチーム力。逆に、発熱で離脱していたMF小林志紋(広島ユース)は元気に復帰しており、出場可能な状態に戻ってきているのは大きい。

「サイドに特長のあるウイングがいて、空中戦に強いFWがいる」(廣山監督)のがカタール。サイドの守備、空中戦への対応はこのチームが課題としてきた部分でもあり、指揮官は「総決算」と位置付ける。

「何かで事故っても勝たないといけない。たくましさを見せてほしい」(廣山監督)

 同じ中東で開催される来年の最終予選を見据えての腕試しとしても格好の舞台。世界大会の開催国として強化を進める西アジアの雄を凌駕し、勝利経験を積み上げにいく。

(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025予選特集

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