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神戸が京都に競り勝ち5年ぶり決勝へ!!天皇杯決勝はG大阪との“71年ぶり”関西勢対決が決定

ゲキサカ / 2024年10月27日 17時10分

神戸が京都に競り勝ち5年ぶり決勝へ!!天皇杯決勝はG大阪との“71年ぶり”関西勢対決が決定

[10.27 天皇杯準決勝 神戸2-1京都 ノエスタ]

 天皇杯の準決勝でヴィッセル神戸が京都サンガF.C.を2-1で下して、5大会ぶりの決勝に進出した。11月23日に国立競技場で行う決勝では、ガンバ大阪と対戦。関西勢による天皇杯決勝は、1953年の全関学対大阪クラブ以来で、71年ぶりとなる。

 神戸の先制点は前半18分に生まれた。右サイドからMF飯野七聖がクロスを上げると、ニアに入ったFW宮代大聖がヘディングで合わせる。4日前に韓国で行ったACLEの蔚山戦でも2ゴールを決めていた24歳が、この試合でもスコアを動かした。

 しかし京都も前半のうちに追いついてみせる。前半32分、FWラファエル・エリアスのポストプレーからFWマルコ・トゥーリオが入れ替わってエリア内に侵入。右足で流し込んでスコアをタイに戻した。

 ただ神戸の勝ち越し点は後半10分に生まれる。エリア内でMF福岡慎平がFW佐々木大樹と接触したとしてVARが介入。オン・フィールド・レビューを経てPKとなると、これを佐々木が蹴る。一度はGKク・ソンユンの足に当てて止められたが、跳ね返りを佐々木が詰めて、スコアを2-1とした。

 神戸は後半32分にもFW大迫勇也の折り返しを宮代が頭で押し込んでゴールネットを揺らす。決定的な得点かと思われたが、VARがオフサイドの可能性を指摘。その結果、判定はオフサイドでゴールは取り消しとなる。しかし神戸はリードを守り抜くことに成功。後半ATにあった京都の波状攻撃も、体を張って防ぎきった。MFアンドレス・イニエスタを擁してクラブ初タイトルの獲得となった2019年度大会以来となる決勝へと勝ち上がった。
●第104回天皇杯特集

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