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U-16日本代表が3戦21ゴールの3連勝!! ホスト国カタールを5発撃破、予選首位通過でU17アジア杯出場権獲得

ゲキサカ / 2024年10月28日 1時47分

 さらに後半10分、浅田がカタールの右サイドバックセイフェルディン・アフメド・ハッサネインにプレスをかけると、ハッサネインがGKの位置を確認しきれずに戻したボールはそのままゴールへ。オウンゴールで3点差とした。この得点後、廣山望監督は最初の交代で武本に代えてMF瀬口大翔(神戸U-18)を投入した。

 後半21分には最大のピンチを迎えた。瀬口が敵陣ゴールライン際から折り返したボールを谷がスルーすると、ボールは相手に渡ってしまう。カタールはロングボールでカウンターを仕掛けると、アルカディが篠崎を振り切って2対2の局面に。アルカディはスルーパスを選択してFWザイド・ファイサル・クティトがPA内でGKと1対1になりかけたが、戻ってきた藤井のシュートブロックで凌いだ。

  失点を防いだ日本は直後の後半23分、右サイドをパス交換で崩して今井が抜け出す。GKを引きつけて折り返したボールを瀬口が冷静にゴールへ流し込み、4-0とした。瀬口は今予選初ゴールで、チームにとってもMF登録の選手による今予選初ゴールとなった。

 リードが広がる中で廣山監督は3枚替えを実施。藤井、小林、谷を退げてDF山中優輝(横浜FMユース)、MF針生涼太(清水ユース)、FW川端彪英(神戸U-18)を送り込んだ。後半38分には最後の交代で、今井に代わってMF加藤海輝(横浜FMユース)が入った。

 日本はゴールを狙い続ける。後半39分、針生が蹴った右からのCKをニアサイドで浅田が合わせるも、枠を捉えられない。浅田は続く同41分、針生のスルーパスに反応すると右サイドをえぐってそのままゴール前に侵入。今度こそ決め切って3試合連続の今予選6点目を奪った。守備陣も最後までカタールに得点を許さずタイムアップ。日本は中1日続きの3連戦を全勝で飾った。
●AFC U17アジアカップ2025予選特集

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