[MOM4871]帝京FW森田晃(3年)_名門の10番が決定力発揮。逆転の2発
ゲキサカ / 2024年10月28日 15時46分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.26 選手権東京都Aブロック予選準々決勝 帝京高 4-2 東海大高輪台高 NICHIBUN SAKURA FIELD]
名門の10番が見事な2発で逆転勝ちへ導いた。前半5分に先制された帝京高は、苦しい立ち上がり。だが、FW森田晃(3年=Forza‘02出身)がビハインドの状況をゴールで断ち切る。
前半13分、左サイドからの折り返しに反応。「ラビ(DFラビーニ未蘭、3年)に『スルー』って言ったら、言った通りにスルーしてくれた。感謝です」と左足ダイレクトでゴール左上に突き刺した。
チャンスであったことは確かだが、このシュートを逆足でコースへ決め切れるストライカーは多くないだろう。「最近、練習でクロスの練習を多くしていて、練習の成果が出たかなと思います」と森田。さらに18分、右CKをニア後方から頭で枠へ飛ばし、勝ち越し点も決めた。
「自分、ヘディング得意なんですけど、高校入ってからコーナーで決めたことがあんまないんで。(藤倉寛)監督には『ついてるね』って言われました」と微笑。本人は「自分がエースか分からないですけど、頑張りました」と謙遜していたが、2得点はいずれも彼の決定力があってこそのゴールだった。
今季、プリンスリーグ関東1部でチームトップの9得点。ただ、“惜しい”シーンが多く、自分の得点数には全く満足をしていない。その分も選手権で決める意気込みだ。今大会は初戦に続き、2試合連続2得点。昨年の悔しさを忘れずにトレーニングしてきた成果を発揮している。
「昨年は自分が決めて、でも惜しく負けちゃって、やっぱり自分が東京で1番悔しい思いをした準決だと思うんで、勝ちたいって思って1年間練習して来ました」
1年間で体重を5kg増量。目標とする日本代表FW上田綺世の動き出しを映像でチェックし、クロスからのゴールも増やしている。この日、2得点で森田が「素晴らしい。(自分も彼にないものを持っている一方、彼も)自分にないものを持っている。心の底からすごいなと思いました」と評したFW宮本周征(2年)らライバルたちと今後も切磋琢磨。強い思いで臨んでいる選手権でまだまだゴールを重ね、全国切符を勝ち取る。
帝京は前半13分、10番FW森田晃が左足で同点ゴール帝京FW森田晃は18分に勝ち越しヘッド
(取材・文 吉田太郎)
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