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丸岡が7連覇に王手!! プリンスリーグの残留争いで成長、啓新から粘り強く逃げ切って決勝へ:福井

ゲキサカ / 2024年10月29日 9時44分

 決して満足のいく試合内容とは言えない丸岡だったが、収穫はある。プリンスリーグでは前から積極的に奪いに行く守備をしてきた中、この日は奪いどころを低く設定しても我慢強く2点目を与えなかった。「これまでで一番深い位置で守れていた」と話すのは小阪監督だ。

 また苦しい試合展開でも粘り強く勝ち切った価値も大きい。今季、プリンスリーグ北信越2部の前期は我慢しきれない試合が続き、2勝5敗と負け越した結果、残留争いを強いられた。しかし、夏休み期間で県外の強豪と対戦し、守備強度がアップ。負ければ降格のラスト3試合で2勝し、残留をつかみ取った。

「前期は全く我慢強さがなかったのですが、負ければ降格する戦いを耐えることができたのが選手の自信になった」(小阪監督)、「残留争いがあったから、“負けてはいけない”“俺たち3年生が残さなければいけない”という気持ちで戦えた。プリンスの経験はかなり大きい」(奥村)。選手、監督はそう声を揃える。

 決勝は県内での勝利を義務付けられたチームゆえの難しさはあるだろう。だが、プレッシャーを乗り越えるための準備はしてきた。「自分たちは県内のどのチームよりもきついことやってきているので、そこへの自信はある。選ばれたメンバーだけでなく、チーム全員で1週間良い準備をしたい。決勝は絶対に難しい試合になると思うのですが、そこで勝ち切って全国に行きたい」。そう話すのは奥村で、丸岡の選手たちは優勝の二文字以外見えていない。

(取材・文 森田将義)
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