17歳ヤマルが若手版バロンドール獲得! 最優秀監督はアンチェロッティ、最優秀GKはE・マルティネス

FWラミネ・ヤマルがコパ・トロフィー初受賞

　フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が28日に行われ、男子ではマンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが初受賞、女子ではバルセロナ・フェメニのスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティが2年連続2度目の受賞となった。

　また、各賞も発表され、“若手版バロンドール”と呼ばれるコパ・トロフィー(21歳以下の世界年間最優秀選手)は、バルセロナのスペイン代表FWラミネ・ヤマルが初受賞。バロンドールの最終順位で8位に入った17歳FWは、クラブと代表で数々の最年少記録を打ち立て、今夏のEURO2024では母国の優勝に貢献した。

　ヤシン・トロフィー(世界年間最優秀GK)には、アストン・ビラのアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが2年連続2度目の選出。今夏のコパ・アメリカ2024でアルゼンチンの2連覇に貢献する活躍などが評価された。

　ゲルト・ミュラー・トロフィー(世界年間最多得点選手)は、クラブと代表を合わせて年間52ゴールを記録したバイエルンのイングランドFWハリー・ケインとレアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが初受賞を果たしている。

　ヨハン・クライフ・トロフィー(世界年間最優秀監督)に輝いたのは、昨季にレアルを3冠に導いたカルロ・アンチェロッティ監督。最も社会的な取り組みをした選手に贈られるソクラテス賞には、UANLティグレスのスペイン女子代表ジェニファー・エルモソが選ばれた。世界年間最優秀クラブ賞は男子がレアル、女子がバルセロナ・フェメニとなっている。
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