テン・ハフ解任のマンU、スポルティング指揮官と交渉中か…本人は就任に前向きと報道

スポルティングを率いるルベン・アモリム監督

　スポルティングのルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドの次期監督に就任することで原則的に合意したようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

　開幕から苦戦が続くユナイテッドは28日、エリック・テン・ハフ前監督の解任を発表。アシスタントコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏が暫定監督を務めることを併せて伝えた。

　同紙によると、ユナイテッドとスポルティングは1000万ユーロ(約16億5000万円)とされる違約金について交渉中とみられ、アモリム監督自身はテン・ハフ氏の後任になることに納得している模様だ。

　現在39歳のアモリム監督は2019-20シーズン途中からスポルティングを指揮し、翌2020-21シーズンにチームを19年ぶりのリーグ優勝に導いた。さらにリーグカップも制し、フルシーズン初年度に2冠を達成。その後、2021-22シーズンにリーグカップ2連覇を果たし、昨季は日本代表MF守田英正らと共に3シーズンぶりのリーグ優勝を成し遂げた。

　アモリム監督は来年にジョゼップ・グアルディオラ監督が退任となる場合、マンチェスター・シティが次期監督候補として最も注目していた人物とされている。
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