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失点直後にPK獲得し、同点ゴール。旭川実のU-17日本高校選抜FW清水彪雅が流れを変えるビッグプレー:北海道

ゲキサカ / 2024年10月29日 16時53分

後半20分、旭川実高のU-17日本高校選抜FW清水彪雅(3年=LIIV FC U-15出身)が同点PKを決める

[10.27 選手権北海道予選準決勝 旭川実 3-1 北海高 札幌サッカーアミューズメントパーク]

 旭川実高のU-17日本高校選抜FW清水彪雅(3年=LIIV FC U-15出身)が試合の流れを変えた。先制された2分後の後半18分、清水はMF鈴木琉生(3年)のシュートのこぼれ球に反応。相手DFがクリアしようとする瞬間、ボールへ投げ出すように足を踏み出してPKを獲得した。

 シュートのこぼれ球に突っ込んでいったこのシーンについて、清水は「練習から(富居徹雄)監督に『シュート打ったらゴールに刺さっていけ』っていうのを言われてるんで。その意識っていうのが出たかなと思います」と説明。清水は、「だいぶ周りも静かになって、凄い緊張感あって。外したらあんま流れ乗れないと思って、決めるか決めないか大事だった」というPKをGKの動きを見極めながら右足で決め、1-1とした。

 この日は幾度か前線でボールを収めていたが、なかなか縦パスが入らず、ボールに触れる機会が少なかった。それでも、したたかにチャンスを狙い続けて同点ゴールに繋がるビッグプレー。昨年のサイドハーフからFWにポジションを移した清水は、自信を持ってプレーしている。

「(サイドハーフでは)身体の使い方とか良く分からなくて。でも、FWを今年やらせてもらって、凄い得点にも絡めてるんで、自分の良さは凄い出てんのかなと思います」。プリンスリーグ北海道では2度のハットトリックを含む9得点をマークしている。

 11月2日の決勝へ向け、「自分、まだ選手権始まって1点しか取れてないんで、まだ全然足りないんで、チーム勝たせられるように、得点に貪欲になりたいです」と宣言。今年、U-17日本高校選抜の活動でMF大谷湊斗(昌平高)やMF嶋本悠大(大津高、清水内定)らから刺激を受け、「(変わったことは)メンタル的な部分。凄いチームのために走ろうとか、そういう部分が成長したなって思います」というFWが決勝でもチームのために走り、ゴールを決める。
失点直後に追いついた
(取材・文 吉田太郎)

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