G大阪、3冠達成時の代表取締役社長が逝去「生前の功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」

G大阪が6代目代表取締役社長の逝去を発表

　ガンバ大阪は30日、6代目代表取締役社長の野呂輝久氏(享年71歳)が28日午前に逝去したことを発表した。

　野呂氏は2012年からクラブに在籍し、新スタジアム建設プロジェクトに参画。2013年に6代目の代表取締役社長に就任し、寄付金集めも含めたスタジアム建設に尽力した。

　G大阪は2012年にクラブ史上初のJ2降格となったが、2013年にJ2優勝を果たして1年でJ1復帰。2014年にはJ1リーグ、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)、天皇杯を制し、初の国内3冠を達成した。

　2015年には市立吹田サッカースタジアム(現パナソニックスタジアム吹田)が完成し、天皇杯を連覇。野呂氏は2016年に代表取締役社長を退任した。

　クラブは公式サイト上で「ここに故人の生前の功績を偲ぶとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」とコメント。「なお葬儀については家族葬にて、すでに執り行われております。また、ご厚志についても辞退させていただきたいとの意向により、ご配慮を賜りますようお願い申し上げます」と伝えた。
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