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大分の37歳MF梅崎司が今季限りで退団「これからも挑み続けていきます」

ゲキサカ / 2024年11月2日 22時30分

MF梅崎司が今季限りで退団

 大分トリニータは2日、元日本代表MF梅崎司(37)が契約満了に伴い、今季限りでチームを離れることを発表した。

 梅崎は2005年に大分U-18からトップチームへ昇格。プロ2年目の2006年からレギュラーに定着し、同年に日本代表デビューを果たした。

 その後、グルノーブル(フランス)、浦和レッズ、湘南ベルマーレでもプレーし、2021年夏に大分へ復帰。今季J2リーグ戦では、ここまで5試合に出場して1得点を記録していた。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント

●MF梅崎司
(うめさき・つかさ)
■生年月日
1987年2月23日(37歳)
■出身地
長崎県
■経歴
キックスFC-大分U-18-大分-グルノーブル(フランス)-大分-浦和-湘南-大分
■Jリーグ通算出場記録
J1リーグ:307試合36得点
J2リーグ:50試合5得点
■コメント
「この度、大分トリニータとの契約が満了となりましたので、ご報告させて下さい。
2002年、大分トリニータU-18の門を叩き、長崎からプロサッカー選手になるという大きな夢を持ってこの地にきました。
最初から苦難の連続でした。
メンバーに入るのも難しく、プロなんて夢のまた夢だと何度も諦めかけましたが、それでもどうしてもプロサッカー選手になりたくて、日々努力を重ねました。
そして、最終的にはプロ入りの切符を掴むことができました。
ファンボカン監督、村田一弘さん、吉坂圭介さん、西形浩和さんのご指導、西川周作を始めとするチームメイトに恵まれたからこそ自分という人間が形成され、プロとして戦い、挑むベースが出来たと思っています。
それでも、プロ入り1年目はとても厳しいものでしたが、ユースで培われたどんなに劣勢でも諦めず挑み続けることで、2年目にチャンスを頂き、掴む事ができました。
この時、シャムスカ監督との出会いがなかったらこんなに大きく羽ばたけなかったと思います。荒削りな僕を抜擢してくださり、自信を持たせてくれました。毎試合事に成長を感じる事ができ、結果としてA代表という舞台でプレーする機会をいただけました。
また、2007年フランスへの移籍の際は快く送り出してくれたにも関わらず、なかなかうまくいかなかった自分を半年後、また迎え入れてくれました。
トリニータに戻ってきて直後の鹿島戦のあとのスタジアムの風景、サポーターの応援、声援は鮮明に覚えています。
そして浦和レッズへの移籍。
自分の夢を理解し、後押ししてくれました。
そこから約14年の月日が経ち、再びトリニータに戻ってくる事が出来ました。
この移籍は西山哲平さんがいなかったら実現しなかったと思います。
当時、様々な要因が重なり、ベルマーレで試合に出ることができず、悩んでいた僕に声をかけてくださり、本当に戻してくれるなんて夢にも思っていませんでした。
本当に感謝しています。
復帰からの3年半、苦しい時間、怪我の時間も長かったですし、満足のいく結果も出せなかったと思いますが、僕の経験を全て伝えていこうという思いでいましたし、自分なりにチームの為にやれる事は全力で取り組みました。
今後についてはまだ何も決まっていませんが、サポーターの皆さんとスタジアムで一緒に歓び会える瞬間は何事にも代え難い感動の連続でした。
これは僕にとっての財産です。
ここにも描ききれなかった沢山の思い出も含め、この財産を携え、これからも挑み続けていきます。
長きにわたり応援してくださった方、月日が浅い方も含め、全ての方々からの応援が僕のエネルギーでした。
本当にありがとうございました!
また会いましょう!」
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