「最高が更新された」「またこの舞台に戻ってきたい」新潟初優勝ならずもFW小見洋太が2度の起死回生弾
ゲキサカ / 2024年11月4日 17時35分
[11.2 ルヴァン杯決勝 名古屋3-3(PK5-4)新潟 国立]
悲願の初優勝こそならなかったが、アルビレックス新潟の16番、FW小見洋太は、間違いなく満員の国立競技場の観衆を沸かせたヒーローの一人だった。
点差は気にせず、「とにかくゴールを奪うことだけ」を考えてプレーしていたという。1点ビハインドで90分の終了を迎えるかと思われた後半アディショナルタイム5分、小見は左エリア内でボールを受けると、MF中山克広に足を引っかけられてしまう。
「引っかかった感じは自分の中ではあったけど、あとは強さをどう判定するかというところだったので、ドキドキしました」
VAR介入、そしてオン・フィールド・レビューを経てPKが確定すると、大歓声が起こる中で、小見はいつもの“チョコチョコ足”からのPKを蹴り込んで同点とする。
延長に入っても先に名古屋に勝ち越しを許したが、延長後半6分、ロングカウンターからFW長倉幹樹が出したスルーパスに小見が反応。スピードに乗ったままゴールに突き刺し、再び新潟サポーターを沸かせる同点弾を決めた。
惜しくもPK戦で敗れたことで優勝とはならなかったが、Jリーグのカップ戦における最多入場者数を更新する観衆6万2517人の前でのプレーする経験は、かけがえのないものになった。「本当に今までのサッカー人生で一番。最高の雰囲気が更新された日になりました」。
だからこそ勝利で終えられなかったことに悔しさがあふれ出る。「ここまでこれたことは本当に嬉しい気持ちですけど、優勝に届かなかったので、リベンジをするために、PK戦までいかないくらいの実力をつけて、またこの舞台に戻ってきたいと思います」と口元を引き締めた。
(取材・文 児玉幸洋)
●ルヴァン杯2024特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
感動と喜びと… 新潟県を沸かせたスポーツシーン
BSN新潟放送 / 2024年12月28日 4時56分
-
PK助走でまさかの“足踏み30回”「テクニックの1つ」 元代表も驚愕した独特スタイル「自信がある」【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月27日 11時20分
-
新潟がFW小見洋太と契約更新、ルヴァン決勝では粘りの2ゴールも「上を目指して取り組んでいきます」
超ワールドサッカー / 2024年12月26日 15時27分
-
浦和 新潟FW長倉幹樹を獲得へ 浦和ユース出身25歳ストライカー 今季ルヴァン杯得点王
スポニチアネックス / 2024年12月26日 1時3分
-
[MOM1010]関西学院大GK宮本流維(3年)_今季2度落としていたPK戦、「打たれ強くなった」守護神のストップ
ゲキサカ / 2024年12月11日 22時43分
ランキング
-
1【箱根駅伝】「山の名探偵としてきているので」早大・工藤慎作、山上りで“事件解決” 復路へ「あわよくば3番以内を」
スポーツ報知 / 2025年1月2日 15時58分
-
2【箱根駅伝】東洋大 苦戦続きも9位で復路へ…20年連続シード権奪取のカギは「出だしの6区」
東スポWEB / 2025年1月2日 19時39分
-
3【箱根駅伝】国学院大は3冠に黄信号 エース平林で流れつかめず…前田監督「箱根って深いですね…」
東スポWEB / 2025年1月2日 17時14分
-
4大谷翔平獲得で…ド軍は「巨大企業に変貌」 全米に轟く経済効果、球界の枠を超えた領域に
Full-Count / 2025年1月3日 7時10分
-
5最高齢の五輪金メダリストが死去 ハンガリー女子体操、103歳
共同通信 / 2025年1月3日 1時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください