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ルヴァン杯得点ランクトップも…長倉幹樹は痛恨PK失敗に涙「自分のせいで負けてしまった」

ゲキサカ / 2024年11月2日 19時27分

涙を流すFW長倉幹樹

[11.2 ルヴァン杯決勝 名古屋 3-3(PK5-4) 新潟 国立]

 自身のミスで優勝を果たせなかった。準優勝チームとして表彰台に上がると、悔し涙が止まらなくなった。アルビレックス新潟FW長倉幹樹はPK戦で2人目のキッカーを務めて失敗。試合後には「自分のせいで負けてしまった」と思いを吐き出した。

 2点ビハインドの状況で、流れを変えるべくピッチに立った。2-2で延長戦に突入すると、再び勝ち越しを許すが、2-3で迎えた延長後半6分に長倉が起点になる。中盤から左足でスルーパスを出し、FW小見洋太の2度目の同点ゴールを演出。「1対1の状況が作れて、パスが出せてよかった。小見ちゃんがすばらしい」と味方を称賛。「自分では(パスが)浮いたなと思ったけど、うまく合わせてくれてよかった」と振り返った。

 3-3のまま決着はつかず、勝敗はPK戦にゆだねられた。2人目のキッカーを務めた長倉のキックはゴール枠外へ。「自分の技術力がなかった。(蹴った瞬間)やってしまったと思った」。その後、両チームのキッカーが決め切り、5-4で名古屋が試合を制した。

 チームメイトたちは長倉に責任を負わせず、敗戦をチーム全体の課題として挙げていた。長倉は「ありがたいですけど……」と感謝しながら「勝ち切りたかった」と言葉を紡ぐ。今大会6ゴールで得点ランクトップとなった。だが、初タイトルをもたらすことはできず。長倉は今後について「勝たせられる選手になりたい」と力強く語った。

(取材・文 石川祐介)
●ルヴァン杯2024特集

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