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夏の雪辱を果たした岡山学芸館、作陽学園に逆転勝利で4連覇達成!!:岡山

ゲキサカ / 2024年11月2日 22時11分

 作陽学園は17分、途中出場のFW吉田央(3年)が右サイドのタッチライン際で相手のボールを奪い、エリア外に出ていた岡山学芸館GK都竹晋弘(3年)の頭上を破るシュートを放ったが、わずかに左に外れる。34分にはロングスローのこぼれ球がファーサイドに流れ、松本がヘッドで狙ったが上に外れた。

 さらに作陽学園は後半アディショナルタイムの40+1分、この試合初めてのCKを得ると、GK工藤もゴール前まで上がってゴールを狙ったが、岡山学芸館は最後まで決定機を作らせず、そのまま1点差で逃げ切った。

 インターハイ予選決勝では延長の末に1-0で競り勝っていた作陽学園は、返り討ちと4年ぶりの選手権出場を目指したが、わずかに及ばず。酒井貴政監督は「後半に相手のロングスローとセットプレーが増えてしまった」と振り返った。

 県内最多24回の出場を誇るが、選手権の舞台からは長く遠ざかることに。現在の岡山県は岡山学芸館に加え、就実高、玉野光南高、創志学園高などライバル校がひしめき合う群雄割拠の時代となっており、酒井監督も「そこで勝ち切るのは難しいと改めて感じた」と語ったが、それでも「やっていかなければいけない」と捲土重来を誓った。

 岡山学芸館は先制される苦しい展開を強いられたが、確かなチーム力を証明する逆転勝利。インターハイ予選決勝で敗れた作陽学園に雪辱を果たし、選手権の出場権は譲らなかった。

 今年度は無敗でプリンスリーグ中国優勝を決めており、選手権でも2年ぶりの全国制覇を見据える。2年前の初制覇時の1年生が3年生になり、「いままで先輩が連れて行ってくれた全国の舞台に、自分たちの代でも後輩を連れていったのは、よく頑張った成果」と称えた高原監督は、「一つひとつですが、まずはベスト4まで勝ち上がって、国立競技場のピッチに立ちたい。これから鍛えて、全国で一つでも多く勝てるように準備したい」と決意を新たにしていた。

(取材・文 石倉利英) 
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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