史上初の“NZダービー”…酒井宏樹のオークランドFCが長澤和輝&石毛秀樹のウェリントン・Pを破って3連勝&首位独走

左からFW石毛秀樹、DF酒井宏樹、MF長澤和輝

[11.2 Aリーグ第3節 ウェリントン 0-2 オークランド]

　Aリーグ・メン(オーストラリア1部)は2日、各地で第3節を開催した。同リーグには隣国のニュージーランドから越境で2クラブが参戦。リーグ史上初となる“ニュージーランド・ダービー”が行われた。

　今季よりAリーグに参入したオークランドFCには元日本代表DF酒井宏樹が所属。ウェリントン・フェニックスには、こちらも元日本代表のMF長澤和輝と過去にアジア年間最優秀ユース選手賞を受賞したFW石毛秀樹が在籍している。今季1回目のダービー戦はウェリントンの本拠地スカイ・スタジアムで開催された。

　3選手ともに先発出場した試合はスコアレスのまま終盤を迎えると、後半44分にオークランドがMFジェイク・ブリマーのゴールで先制。さらに同アディショナルタイム6分にはブリマーがこの日2ゴール目となる追加点を挙げて、2-0で勝利した。

　オークランドは開幕3連勝で首位を独走。ここまで1勝1分のウェリントンは今季初黒星となった。なお、酒井は3試合連続、長澤は2度目、石毛は初となるフル出場を果たしている。