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王者・徳島市立が待つファイナルへ!! タフなゲームに強い徳島商、5発快勝で3年ぶりの選手権出場まであと1勝:徳島

ゲキサカ / 2024年11月3日 12時49分

 後半の半ば以降は苦しい時間帯が続いたものの、リードを守り切った徳島商が歓喜の瞬間を迎えた。

 1年前、徳島商は同じ会場で行われた準決勝で悔し涙を呑んだ。徳島市立に対し、後半の半ばに先制しながらも1-2の逆転負け。あと一歩のところで届かず、全国舞台に挑む権利を手に入れられなかった。今季は昨年のエース・冨士村優(現・三菱水島FC)のような一人で打開できるタレントはいないが、組織力は今季のチームが上。泥臭く戦う逞しさがあり、指揮官も今年のチームをこう評する。

「去年は大エースがいて、とりあえず渡しておけば、そこから突破ができた。でも、今年はできない。なので、複数の選択肢を持って、篠原と藤澤プラス両ワイドの選手で崩す。いろんなバリエーションをつけながら勝負する。守備でも全員が一つのボールに対してコンパクトに守って、奪い切ることを徹底してきた」

 そうしたチームで戦う姿勢が泥臭さやハードワークにも繋がっており、簡単に崩れないチームに仕上がってきた。次なる相手は宿敵・徳島市立。昨季の借りを返すには最高の舞台となる。

「今年の組み合わせでは決勝までいかないと戦えない。今年だけではないけど、うちにくる選手は徳島市立を倒したいと思って入ってくる子たちが多い」(小西監督)。

 昨年の雪辱を晴らせるか――。選手権出場40回を誇る古豪がチャレンジャー精神で王者に挑む。

(取材・文 松尾祐希) 
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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