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FW鈴木章斗が5戦4発、湘南がJ1で26年ぶりの4連勝!! 荒木がロングスロー見せたFC東京は6試合ぶり黒星

ゲキサカ / 2024年11月3日 16時2分

FW鈴木章斗が5戦4発

[11.3 J1第35節 FC東京 0-2 湘南 味スタ]

 J1リーグは3日、各地で第35節を開催した。湘南ベルマーレはFC東京に2-0で勝利し、降格圏から9ポイント離れる4連勝を果たした。J1での4連勝は1998シーズン(当時は5連勝達成)以来となった。

 湘南はキックオフからMF畑大雅が勢いよく前線にボールを持ち運ぶが、DF森重真人の対応に遭った。一方のFC東京はMF荒木遼太郎が加入後初めてロングスローを披露。小学生時代には野球も経験した強肩でニアポストまでボールを投げ入れたが、シュートには至らなかった。

 前半9分にはDF長友佑都が今季4枚目のイエローカードを受け、FC町田ゼルビアと対戦する次戦が出場停止に。日本代表への招集が続いている長友は今節が国際Aマッチウィーク前最後の出場となった。

 前半は両チームともにチャンスの少ない展開だったが43分、湘南の速攻から畑のパスを受けたFW鈴木章斗が鮮やかなミドルシュートをゴール右上に流し込んで先制した。鈴木章は直近5試合で4ゴール目となった。

 さらに湘南は後半4分、畑がペナルティエリア内でじっくりとボールを持ってからカットインして右足一閃。ボールはDF中村帆高の足に当たってゴール右隅へ吸い込まれ、追加点となった。

 2点差に広げられたFC東京は後半6分、MF東慶悟のスルーパスでFWエヴェルトン・ガウディーノが抜け出すも、切り返してから放ったシュートは相手にブロックされた。同8分にはE・ガウディーノが直接FKを狙ったがゴール左に外れた。

 湘南は追加点を目指して後半14分、MF田中聡のスルーパスでMF鈴木雄斗がGKと1対1になったがGK野澤大志ブランドンに阻まれた。同40分にはMF奥野耕平が高い位置でパスカットしてシュートを放つも、これもGKにセーブされた。

 FC東京は途中出場のFW野澤零温やMF佐藤龍之介がアクセントとなってゴールに迫る。後半アディショナルタイムにはMF遠藤渓太のクロスを荒木が合わせるもポストに当たり、こぼれを詰めたMF高宇洋のシュートは大きく枠を越えた。試合はそのまま終わり、FC東京は6試合ぶりの敗戦となった。
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