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9人目PKで幕を閉じた夏…冬はゴールも重ねる帝京大可児2年生MF伊藤彰一「今度は自分が勝たせられるように」

ゲキサカ / 2024年11月3日 17時48分

 また先輩方には大きな大きな恩もある。今年夏のインターハイ2回戦、帝京大可児は神奈川の桐光学園高を相手にPK戦にもつれ込む死闘を演じた中、伊藤は9人目のキッカーを担当。だが、自身のキックがGKに阻まれ、無念の敗退を喫していた。

「自分は泣いていたけど、3年生のみんなは泣かずに『大丈夫だ』って言ってくれた。『切り替えて、選手権もあるから、来年もあるから』って言ってくれて、それが支えになって切り替えて夏休みを過ごすことができた」(伊藤)

 今回の選手権は先輩方に恩返しをすべく、もともと得意だったPKもさらに練習を重ねてきた。「自分が3年生のインターハイを終わらせてしまった悔しい思いがある。冬は自分が逆に助けられるように、自分が勝たせられるように点に絡んで、今度は自分のおかげで勝ったと思ってもらえるようにしたい」。まずは9日の決勝で全国切符を勝ち取り、長い冬を過ごすつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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