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日体大柏がPK戦で市立船橋を撃破!“2強”の一角を今年も切り崩し、3年連続の千葉決勝進出!

ゲキサカ / 2024年11月4日 1時4分

 日体大柏は18分に小泉をFW斉藤海智(3年)へ、30分には込山と三橋をMF島崎貢輔(3年)とFW吉川友翔(3年)へ入れ替えた。市立船橋は37分、伊丹の落としを受けた峯野がPAへ潜り込んで決定的な右足シュート。だが、日体大柏GK早川が鋭い反応でストップする。日体大柏も小菅のラストパスから吉川が決定機を迎えるが、市立船橋ゴールを破ることができず、1-1のまま延長戦へ突入した。
後半37分、市立船橋MF峯野倖が決定的な右足シュート
 市立船橋は延長前半から伊丹と久保原を右WBギマラエス・ガブリエル(3年)とFW仲野真翔(2年)へチェンジ。7分には日体大柏MF沼田の直接FKが枠を捉えたが、GKギマラエス・ニコラスが横っ飛びでセーブする。また、1年生DF篠崎が斉藤の右足シュートをブロック。だが、延長後半6分、岡部が2枚目の警告を受け、退場してしまう。

 日体大柏は根引謙介監督が「本当に代わってきた選手はそれぞれの力を出してくれたと思います」と評し、市立船橋の波多秀吾監督も「日体さんの交代して入ってきた選手たちも、フィジカル的にスピードもある選手たちだったので、背後へのロングボールだったりとか、セカンドボールだったりとか、そういったところで優位を取られてしまったなという風な印象です」と振り返ったように、躍動していた2年生たちに代わって出場の3年生アタッカーたちも随所で怖さ。特に吉川のスピードが日体大柏に数的優位をもたらすことになった。
延長後半、日体大柏のFW吉川友翔のスピードが数的優位をもたらした
 このあと、日体大柏は齋と米崎に代え、DF塘内龍成(3年)とFW赤崎太一(3年)を投入。市立船橋は金子、渡部をFW桑原理統ナーテ(3年)とFW佐々木瑛汰(1年)へスイッチした。10人での戦いとなった市立船橋だが、ニコラス・ガブリエルと井上を中心に延長戦を守り抜き、1-1で100分間を終了。決着はPK戦に委ねられた。

 互いに1人目の日体大柏MF加藤、市立船橋MF峯野が決めて迎えた2人目、先攻・日体大柏のシュート市立船橋GKギマラエス・ニコラスがストップ。だが、直後に日体大柏GK早川が止め返す。両守護神は、U-17日本高校選抜のチームメート。2人が止め合う展開となったPK戦は3人目、日体大柏FW斉藤が成功したのに対し、市立船橋のシュートがクロスバーを叩く。迎えた4人目、日体大柏はFW赤崎が決めると、直後にGK早川が再びビッグセーブ。この瞬間、日体大柏の決勝進出が決まった。
PK戦2人目、市立船橋GKギマラエス・ニコラスがストップPK戦4人目、日体大柏GK早川ウワブライトが止めて決着PK戦勝利。歓喜の日体大柏イレブン
 日体大柏は決勝で市立船橋を下して初優勝した2022年度、流通経済大柏高に準決勝で勝利した昨年に続き、3年連続の決勝進出。千葉県予選は2021年度大会まで9年連続で市立船橋と流経大柏が決勝を戦っていたが、プレミアリーグに所属する“2強”の一角を今年も日体大柏が切り崩した。

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