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ソシエダ久保建英が“不敗神話”継続の決勝ゴール!! ラ・リーガ通算25点目で元イラン代表MF超え、アジア最多記録樹立

ゲキサカ / 2024年11月4日 4時28分

MF久保建英が決勝ゴール

[11.3 ラ・リーガ第12節 セビージャ 0-2 ソシエダ]

 ラ・リーガは3日、第12節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがセビージャを2-0で破った。久保は前半34分に鋭いカットインから強烈な左足シュートを突き刺し、今季3点目となる先制点を記録。ソシエダ加入後の得点時戦績を17勝1分(引き分けは昨季開幕節ジローナ戦のみ)とし、“不敗神話”をさらに続けた。

 久保は10月27日の前節オサスナ戦(●0-2)は後半45分間の出場にとどまり、同31日のコパ・デル・レイ(国王杯)ホベ・エスパニョール戦がバレンシア豪雨の影響で中止となったため、この日は同24日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第3節のマッカビ・テルアビブ戦(○2-1)以来の先発出場。4-3-3の右ウイングに入った。

 この日はセビージャが高い位置からのプレスを仕掛けてくる中、ソシエダのビルドアップが機能し、敵地ながら優勢に試合を展開。前半3分には久保がさっそく鋭いカットインを見せ、ファーストシュートを放ったが、これはDFアドリア・ペドロサのブロックに阻まれた。

 その後もソシエダは久保のところからチャンスメイクを継続。前半19分、久保のインスイングクロスは中央でFWミケル・オヤルサバルとMFブライス・メンデスが被って通らなかったが、同23分には久保が立て続けの縦突破で果敢にクロスを上げ、次々にCKを獲得していた。

 そうして迎えた前半34分、久保が自ら結果を出した。MFマルティン・スビメンディからの斜めのパスを右の大外で受けた久保は、ペドロサに対して一度は縦に仕掛けたが、深い位置から急速にカットイン。ペナルティエリア内で中央にえぐり込み、最後は冷静にGKの動きを見ながらゴール左隅に突き刺した。

 久保は9月28日の第8節バレンシア戦(○3-0)以来約1か月ぶりのゴールで、これが今季3点目。ラ・リーガでの通算ゴール数を25点とし、2006-07シーズンから足掛け7シーズンにわたってオサスナで活躍した元イラン代表MFジャバド・ネクナム氏の24点を上回り、アジア人単独最多記録となった。

 その後も久保の勢いは止まらず、前半45分にはカットインを警戒する相手に対して縦突破を見せ、左足アウトサイドでピンポイントクロスを配球。中央で合わせたオヤルサバルのボレーシュートは右に外れたが、久保にとっては圧倒的な存在感を印象付ける前半となった。

 ところが後半は一転、序盤こそソシエダが押し込み、久保も右サイドの高い位置でチャンスメイクを見せていたが、7分にB・メンデスのミドルシュートが枠を外れると、その後はセビージャの優勢に。久保は同15分、激しいプレッシングからペドロサと接触し、左すねを痛めた素振りを見せていたが、無事にプレー続行となった。

 それでも後半18分、ソシエダはスビメンディが果敢な中央突破からペナルティエリア内に攻め込むと、DFマルコンの不用意なファウルを誘ってPKを獲得。これをオヤルサバルが右に沈め、2-0とリードを広げた。

 その後はセビージャの決定的なシュートミスにも助けられ、リードを守ったソシエダ。久保は後半35分に3枚替えに伴って途中交代したが、今季2度目となるマッチMVPに選出された。
●ラ・リーガ2024-25特集●海外組ガイド

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