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米子北、被シュートゼロの完封勝利で15連覇&20回目の選手権出場達成!! 鳥取城北は“三度目の正直”ならず:鳥取

ゲキサカ / 2024年11月4日 20時14分

 鳥取城北は一昨年度の予選決勝でも米子北に1-2で敗れており、三度目の正直での雪辱と初優勝を狙ったが及ばず。インターハイ(全国高校総体)予選は準決勝で境高に敗れて挑戦権を得ることができず、巻き返して大きな壁に挑んだが、またもはね返される結果となった。

 貫場貴之監督は「今年の3年生は『まとまりの代』で、練習から全員でまとまり、さぼることなく一生懸命にやってきた3年生が中心のチーム。この試合で、守るべきところでしっかり守り、1・2年生の模範となるような振る舞いをしてくれた」と戦いぶりを評した。米子北の壁は高く、乗り越えるのは容易ではないが、「3年生が引っ張ってくれた姿を見た1・2年生が、あの悔しさがあったから、という思いでやってほしい。挑戦を続けます」と今後を見据えた。

 米子北は15年連続で、区切りとなる20回目の出場を達成。それでも中村監督は、鳥取城北が予想以上に引いて守ってきたことで「パスをつなぎやすくなると思ったけど、そのつなぎが全然ダメ。背後にはスペースがないけど、脇にはスペースがあったので、ボールを動かして攻めていければよかった」と課題を挙げた。

 一方、守備は公式記録で相手に1本もシュートを打たせず。高円宮杯プレミアリーグWESTで、今回の予選開幕後の試合も含めて11連敗と苦戦していたこともあり、予選を通じて今後への勢いをつける重要性を指摘していた中村監督は、「これといったピンチもなかった。そういう試合運びができたことは、地味だけど評価できるし、勢いがつけばいいと思う」と語った。

 昨年度の選手権は2回戦で昌平高(埼玉)と対戦し、1-0で迎えた後半アディショナルタイムの40+4分、ラストプレーで失点して追いつかれ、PK戦で敗退。中村監督は「負けたら終わりの選手権で、ビビらず自分のやりたいこと、チームのやりたいことができるか。そのために走ること、一つになることを大事にしてほしい」と選手たちの今後の成長に期待を寄せていた。

(取材・文 石倉利英) 
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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