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6月に0-7大敗を喫した履正社が興國にリベンジ!! 「今年は弱い」と言われたチームが躍進を遂げ、5年連続決勝進出!!:大阪

ゲキサカ / 2024年11月5日 12時8分

 延長戦でも履正社の時間は続き、延長前半2分にはMF鳥山陽斗(2年)のスルーパスから兼原がゴール前を抜け出し、シュート。延長後半1分にも相手の跳ね返しを拾った相澤がDF裏に入れ、兼原がゴール前に仕掛けたが、スコアは動かない。迎えたPK戦では履正社の2人目がキックを防がれたが、GK新宮尋大(1年)が4番目、5番目のキックを連続セーブ。1-1(PK4-3)で勝利した履正社が決勝に駒を進めた。

 今年の履正社は春先から黒星が続き、「今年は弱い」と言われることが多かった。秋以降もチームの調子は上がらず、初戦の大阪商大堺高戦から敗れる可能性を指摘されてきたが、勝ち上がるにつれてチームがまとまって、良い雰囲気が作れている。なかなか勝てずにきっかけが掴めなかったが、今年の代は「勝てばノリに乗るチーム」と選手は声を揃える。「ここまで来たらもう行くしかないでしょみたいな感じでプレーできている」(仲井)ことが躍進に繋がっている。

 気付けば激戦区・大阪で5年連続決勝進出という偉業を成し遂げた。「苦しい」と言われてきた過去の面影はもう見られない。「昨年は決勝で0-4で敗れて、悔しい想いをしているので絶対に勝ちたい。次勝たないと結局今年の代は全国に出られないまま終わったとなってしまうので、勝って苦しい代だったけど全国に行けたという形で終わりたい」。そう話すのは仲井で、勢いのまま頂点まで駆け上がるつもりだ。

(取材・文 森田将義)
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