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攻撃がうまくいかなければ守る…我慢の時間をしのいだ阪南大高、桃山学院から逃げ切って3年ぶりの全国行きに王手!!:大阪

ゲキサカ / 2024年11月5日 11時49分

 押し返してもカウンターを受けてしまい、後半16分には途中出場のMF新澤大空(2年)がドリブルで阪南大高のエリアに侵入。21分には岡村のパスから新澤がゴール前に侵入したが、チャレンジ&カバーを徹底した阪南大高が粘り強く対応し、同点弾を与えない。「守備は足を出さずに面で守ろうと思っていた。だから、大きなピンチはあまりなかった」(弥榮)。

 我慢の時間が続いたため、前半だけで12本放ったシュートも後半は6本まで低下。2点目を狙いながら攻撃が上手くいかないと判断してからは逃げ切りを図り、1-0のまま試合を終えた。

 決して満足のいく試合展開ではなかったが、チームはプラスに捉えている。「準決勝で大勝し、決勝で負けた年もある。こういう勝ち方の方が、気が引き締まって次に繋がる」と口にするのは濱田監督だ。「前半はチャンスを外し続けたせいで、1点に終わったけど、きちんとみんなで守れたので無失点で終えることができた。攻撃も守備もできると思えたのは大きい」。そう話すのは硲で、今年の強みである複数得点が奪えなくても守れると選手たちが思えたのは次に繋がるだろう。決勝では攻守両面でより持ち味を発揮し、3年ぶり3回目の全国行きを狙いに行く。

(取材・文 森田将義)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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