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[MOM4909]富山東DF中田航平(2年)_富山U-18から転籍の186cm大型SB、"初の選手権”で決勝導く千金弾「チームの一員になれたかな」

ゲキサカ / 2024年11月5日 20時49分

 また上田裕次監督が「攻撃のところでも意図的にボールを扱って崩せるところが強み。大味なプレーばかりではない」と口にするように、ビルドアップにも難なく関われるのも中田のストロングポイントだ。近年は国内外のトッププロレベルでも、高さと攻撃スキルを兼ね備えたSBがトレンドとなっているおり、将来性も感じさせる逸材だ。

 上田監督が中田をSBで起用しているのも、将来を見込んでのもの。「先々のことを考えた時、大学などいろんなところで活躍する選手だと思うし、いろんな経験を積んでもらえるようにしないと上で通用しないので、選手の幅や引き出しになってくれれば」。その指揮官の思いを中田自身も理解し、「CBとSBどっちもできればプレーの幅も広がるし、いろんな選択肢をコーチ陣に与えられると思う」と意気込む。

 そんな中田がロールモデルにしているのはサンフレッチェ広島のDF中野就斗。「SBとCBが両方できるし、時にはCBで身体を張るし、ウイングバックになったらすごい点に絡むし、自分も真似したいような選手」。大卒2年目でJリーグの優勝争いを牽引し、A代表入りの期待の声も聞かれる24歳の存在は、高校卒業後に「サッカーの強い大学に行って、そこで活躍してプロになりたい」と志す16歳にも大きな刺激となっているようだ。

 将来への大きな夢を叶えるためにも、2年時の高校選手権は大きなチャンスとなる。「まずはチームが勝つことが一番。その上で個人の活躍」と強調しつつも、9日の決勝・龍谷富山高戦はキャリアの転換点。「決勝で絶対に勝って、全国の舞台に先輩方を連れて行って、個人としてもチームとしても飛躍できれば。そのために1週間努力して臨みたい」と野心を持って挑むつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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