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川崎Fが公式戦1か月ぶり勝利! 上海海港を3発撃破、ACLE前半戦は2勝2敗で折り返す

ゲキサカ / 2024年11月5日 22時34分

MF瀬川祐輔が2点目

[11.5 ACLEリーグステージ第4節 川崎F 3-1 上海海港 U等々力]

 川崎フロンターレは5日、AFCアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ第4節で上海海港(中国)と対戦し、3-1で勝利した。前半12分にMF家長昭博が先制点を挙げ、1分後にはMF瀬川祐輔が2点目。33分にはDFファン・ウェルメスケルケン・際がダメを押す。後半38分に失点するが、点差を守り切って今大会2勝目。前半戦を2勝2敗で折り返した。

 川崎FはACLEの3試合で1勝2敗の10位と低迷。公式戦5試合未勝利(1分4敗)と苦しい時間が続く中で、リーグフェーズ前半戦4試合目を迎えた。DF高井幸大やリーグ戦で負傷したMF脇坂泰斗がメンバー外のほか、ベンチには高卒ルーキーFW神田奏真が公式戦初のベンチ入りとなった。ケヴィン・マスカット監督が指揮する上海海港はリーグ2連覇を決めた試合から中2日で今節へ。先発を6人入れ替えており、エースの中国代表FWウー・レイがメンバー外となった。[両スタメン&布陣]

 川崎Fは序盤からボールを握り、立て続けに相手ゴールを脅かしていく。前半12分には先制に成功。DF佐々木旭から左にサイドチェンジのボールが飛ぶと、DF三浦颯太が一気にスピードに乗って突破を図る。PA内の深い位置までえぐるように入り込んでクロス。相手選手にクリアされるが、PA内に落ちたボールを家長が右足ダイレクトで合わせ、低い弾道をゴールに突き刺した。

 先制から1分後、川崎Fはすかさず追加点を挙げる。中盤のMF山本悠樹が縦パスを通し、MF橘田健人が左横に流す。PA左からFWエリソンがシュートを放つも、GKイエン・ジュンリンにセーブされるが、ファーサイドにこぼれたところで瀬川がしっかりと押し込み、2-0と点差を広げた。

 川崎Fは上海海港を最前線のプレスで封印。何度も前線で奪ってカウンターを仕掛けていく。前半33分にはさらに3点目。山本が左サイド中盤から浮き球のロングパスを通すと、裏に抜けたエリソンがPA左に入り込む。ボールキープから折り返したところを瀬川がスルー。ファーサイドで待ち構えたファン・ウェルメスケルケンが右足ダイレクトで叩き込み、相手選手に当たったボールは軌道を変えてゴールに入った。

 前半は3-0とリードで折り返した川崎Fはハーフタイムでの交代なし。一方、中国は3枚替えを行った。後半開始以降も川崎Fがペースを握る。後半9分には上海海港に左CKをショートコーナーで始められ、DFワン・シェンチャオにゴール前からヘディングシュートを打たれるが、ゴール枠外に外れた。

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