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1〜2年生で岐阜準決勝に挑んだ長良、指揮官が求める“文武不岐”のロールモデルへの挑戦「選手権の借りは選手権で」

ゲキサカ / 2024年11月8日 0時27分

「0を1にするのが大変な作業。そういうつもりで中学生が入ってくればまた変わると思うけど、そのためには例がないとダメ」(金森監督)。高い壁は認識しつつも、要求するのはこの世代に期待しているからこそ。「実際にここまで残れるかというと結果が必ずついてくるものではないけど、今の2年生は1年生からそういう経験を先輩たちにさせてもらって今年ここまで勝ってこられた。でも最後はそれでも勝てなかった。来年リベンジして、取り返しに行ってほしい」と願った。

 竹田主将も試合後、「長い目で見た時、勉強も大事にはなる。ここから勉強を続けて、インターハイが終わったタイミングで自分がどれくらいかを見て、厳しかったら辞める決断をしないといけないかもしれない」と両立への葛藤はにじませつつ、「正直、僕は選手権をやりたいので残りたい気持ちはある。自分としては続けたい思いがある」と覚悟を口にした。

 そうした姿勢は学業の積み重ねを継続しつつ、まずは来年の新人戦やインターハイから示していきたいところだ。目指すは近年の県内で覇権を守っている帝京大可児の基準を超えるようなチーム。主将は「帝京大可児は本当に強いチームで、全国でも戦えるチーム。でもそれを上回るくらいのチームにできると僕は思っているし、長良の選手は全国に出られるポテンシャルを持っている。それを引き出せるように声をかけたり、サポートして、全員で絶対に全国に行きたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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