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リバプールの独走態勢スタート!! ビラ撃破で今季11戦9勝、今節敗戦の2位マンCと勝ち点5差に

ゲキサカ / 2024年11月10日 6時55分

FWダルウィン・ヌニェスが決勝ゴール

[11.9 プレミアリーグ第11節 リバプール 2-0 アストン・ビラ]

 プレミアリーグは9日、第11節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールがアストン・ビラを2-0で破った。今節は2位のマンチェスター・シティがブライトンに敗れたため、両者の勝ち点差は5に拡大。アルネ・スロット監督の下で9勝1分1敗の快進撃を続けるリバプールが独走態勢に入った。

 前節でブライトンを破って首位に再浮上したリバプールは、5日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でもレバークーゼンを4-0で撃破し、直近の公式戦を12戦無敗(11勝1分)。欧州CLでも上位争いを繰り広げているアストン・ビラを本拠地アンフィールドに迎えた。遠藤は公式戦3試合続けてベンチスタートとなった。

 試合は前半20分、リバプールのダイナミックなカウンターでスコアが動いた。相手CKのこぼれ球からDFフィルヒル・ファン・ダイクが長いスルーパスを送ると、これにFWモハメド・サラーが抜け出し、ゴール前へ。後ろからMFレオン・ベイリーに引き倒され、ファウルかと思われたが、こぼれ球をFWダルウィン・ヌニェスが拾ったことでアドバンテージが取られ、そのままヌニェスが右足で突き刺した。

 なお、ベイリーへのカードはなし。本来であれば得点機会阻止によるレッドカード相当のファウルであり、アドバンテージの場合は処分が軽減されてイエローカードになるはずだが、疑問の残る判定となった。リバプールは直後、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがピッチに座り込み、プレーを中止。DFコナー・ブラッドリーが投入された。

 その後はアストン・ビラがDFリュカ・ディーニュの右CKからチャンスを連発。前半39分にはMFアマドゥ・オナナ、同40分にはDFジエゴ・カルロスのヘッドがそれぞれ枠内に飛んだが、リバプールはGKクィービーン・ケレハーがスーパーセーブを連発した。同40分にはMFユーリ・ティーレマンスのクロスにケレハーが目測を誤り、ゴールマウスを空けたが、ディーニュのキックが枠を外れて命拾いとなった。

 後半もリバプールが優勢を保ち、ヌニェスやFWルイス・ディアスが次々にシュートチャンスを創出。同20分にはヌニェスとMFカーティス・ジョーンズに代わってFWコーディ・ガクポとMFドミニク・ショボスライが入ると、同26分にはDFアンドリュー・ロバートソンのロングパスから一発で抜け出したガクポが惜しいカットインシュートを放った。

 その後は一進一退のオープンな攻防が続いたが、リバプールが後半39分にカウンターから追加点を奪った。自陣ペナルティエリア内でMFライアン・フラーフェンベルフがボールを奪い、ショボスライが前線に浮き球パスを送り込むと、D・カルロスのヘディングクリアをサラーがカット。そのまま数的優位のカウンターでゴール前に駆け上がり、最後はサラー自ら突き刺した。

 すると後半41分、スロット監督はMFアレクシス・マック・アリスターに代わって遠藤を投入。前節のブライトン戦に続いて守備固めとしての信頼を感じさせる起用となった。その後は遠藤がポゼッションにも落ち着きをもたらし、そのまま試合はタイムアップ。接戦を制したリバプールが2位との勝ち点差を5に広げた。
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