浦和がJ1残留確定の3連弾快勝! 2位・広島は急失速の今季初3連敗…首位・神戸と勝ち点3差に
ゲキサカ / 2024年11月10日 16時58分
[11.10 J1第36節 浦和 3-0 広島 埼玉]
J1リーグは10日に第36節を行った。浦和レッズとサンフレッチェ広島の対戦は、浦和が3-0で勝利。J1残留が決定した。一方、広島は今季初の3連敗となった。
浦和は今節の勝利で残留が決定。前節・横浜F・マリノス戦から10日の準備を経て、上位との試合に臨む。一方、優勝争いを続ける広島は首位・ヴィッセル神戸を追走。シーズン佳境で負けられないなかで前々節・湘南ベルマーレ、前節・京都サンガF.C.と連敗を喫した。ACL2によるオーストラリア遠征から中2日での試合となり、開幕節で対戦した浦和の本拠地で3試合ぶりの勝利を狙う。[両スタメン&布陣]
前半はほぼ広島ペースが続いた。両サイドから攻め立て、セットプレーでさらに畳みかける。15本近くのシュートで浦和のゴールを脅かした。だが、最初にスコアを動かしたのはシュート2本の浦和だった。
攻撃の形を作れなかった浦和は前半45分に一瞬の流れをモノにする。後方からのパスをMF渡邊凌磨が収めきって落とすと、MF関根貴大が右足で浮き球のスルーパスを最前線に飛ばした。反応したMF松尾佑介は追いかけるDF中野就斗のブロックに遭うギリギリで左足シュート。日本代表GK大迫敬介のセーブをかいくぐり、ゴール左隅に先制ゴールを沈めた。
前半は浦和が1-0のリードで折り返した。さらに、後半開始から攻勢を強め、何度も広島のゴールに迫る。後半2分、松尾が左サイドから折り返し、ファーサイドの関根が左足シュートを放つが、GK大迫のスーパーセーブに阻まれた。4分にはDF石原広教の左足シュートがクロスバー直撃。直後には松尾のクロスをFWブライアン・リンセンが頭で合わせるが、これもGK大迫のセーブに遭った。
勝ち点3がほしい広島は後半7分に早くも交代カードを切る。MF新井直人を下げ、FWゴンサロ・パシエンシアを投入。パシエンシアがトップに入り、シャドーにFW加藤陸次樹が、ボランチにMF松本泰志が、3バックの右にMF塩谷司が移動し、新井がいた右WBに中野が入った。
後半11分、スコアを動かしたのは再び浦和。松尾が左サイドからカットインで入り、中野のマークをはがして右足キックを放つ。すると、ゴール前のリンセンが頭で軌道を変え、ゴールに突き刺した。
0-2と点差が広がった広島は後半20分に松本のスルーパスから加藤が相手の守備ラインを抜け出してボールを収める。PA内に入り込んで右足シュートを打つも、ゴール左外にわずかに外れた。直後には2枚替え。松本とMF東俊希を下げ、FW満田誠とMF柏好文が入る。2シャドーに満田と加藤が、2ボランチにアルスランと川辺が並んだ。
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