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またも追加招集→アウェー合流のDF関根大輝「前よりドタバタではなかった(笑)」飛行機ハプニングにも冷静対処

ゲキサカ / 2024年11月12日 1時33分

DF関根大輝(柏)

 またしても突然、嬉しい知らせが舞い込んだ。DF関根大輝(柏)は当初、11月シリーズの日本代表メンバーリストから外れていたが、DF谷口彰悟(シントトロイデン)の負傷辞退によって追加招集。初選出を果たした10月シリーズに続き、Jリーグ出場後に招集を伝えられるという形でアウェーの地にやってきた。

 関根が追加招集の一報を受けたのは9日に行われたJ1第36節・新潟戦(△1-1)の直後。もっとも、10月シリーズは知らせが入った直後に準備し、約1時間の準備で敵地サウジアラビアに向かう形となっていたのに対し、今回は出発が翌10日朝だったこともあり、「前よりドタバタではなかった」と笑みを浮かべる。

 もっとも関根ら国内組4選手は、当初は10日午前出発の直行便でジャカルタに向かうはずだったが、機材トラブルのため、一度出発した後に引き返すという異例のハプニングに見舞われた。その後、ホテルで一時待機し、同日夜の代替便で再び飛び立つも、ジャカルタ入りは12日未明にずれ込んでいた。

 それでも関根は冷静だった。「特に変なストレスもなく、ホテルで時間を作ってくれたり、そこで温泉も入れたし、いいサポートもあったおかげでいいリカバリーができた。特に問題なかった」と堂々と対処した様子。ジャカルタ入り後の待遇も「ホテルもすごくいいし、いい環境。変なストレスもなく、いい環境でさせてもらっている」と感謝しきりだった。

 そうして迎える2度目の代表活動。前回の活動では2試合ともにベンチ外に終わっており、今回は初のベンチ入り、そして悲願のA代表デビューを狙う形となる。

 関根は現在の3-4-2-1システムでは右センターバック、右ウイングバックのポジションが本職。それでも「ボールを持った時の推進力、周りに使ってもらうプレーはもっと勝負していきたい」とアピールポイントを述べつつ、負傷者が相次ぐCB陣により深く食い込むべく、「いろんなポジションをやれるのは強みだと思っている。やってくれと言われたポジションでやりたいと思っているし、しっかり貢献できたら」と前向きに語った。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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