インドネシアのサッカー人気に堂安律「彼らの選手のフォロワーを見てもすごい人数いる」
ゲキサカ / 2024年11月12日 2時58分
北中米W杯アジア最終予選・インドネシア戦(15日・ジャカルタ)に臨む日本代表のMF堂安律(フライブルク)が11日、ジャカルタでの初回練習後に報道陣の取材に応じ、完全アウェーが見込まれる一戦を「ワクワクするし、嫌いな選手はいない。アスリートはそういうのが好きな選手が多いかな」と前向きに受け止めた。
堂安は今月8日の金曜日にブンデスリーガのウニオン・ベルリン戦(△0-0)を終えたため、土日に試合が行われる普段よりもフレッシュな状態で代表チームに合流。東南アジアへの移動時間は長かったが、「他の選手に比べて準備できているし、間違いなく他の選手より調整しやすい」とコンディションに自信を示した。
初日の練習は同じく金曜日に試合を終えたMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)に、DF長友佑都(FC東京)ら国内組4人を加えた合計6選手のみの実施。そうした中、練習取材には50人を大幅に超える現地メディア関係者が来場した他、日本のユニフォームに身を包んだジャカルタ市民の姿も複数見られるなど、現地での注目の大きさが感じられた。
堂安はこうしたインドネシアのサッカー人気について「彼らの選手のフォロワーを見てもすごい人数いる。サポーターがサッカー熱を持って、国として盛り上げようとしている」と分析。実際、インドネシアサッカー協会(PSSI)の公式インスタグラムアカウントのフォロワー620万人(JFAは95.8万人)。中心選手においてもFWラファエル・ストライクが430万人、FWマルセリーノ・フェルディナンが410万人と、日本代表最多のMF久保建英の150万人を大幅に上回っている。
堂安は街の様子からも熱狂的な雰囲気を読み取っていた様子。「街を歩いていても日本企業もめちゃくちゃ入っていて、すごく日本とつながりを感じている国なのかなと思う」と口にしつつ、「だからこそ日本にリスペクトを持ちながらも追い越してやろうという気持ちがあると思うので、そのチャレンジ精神に推し負けずにやる必要がある」と気を引き締めていた。
(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集
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