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待望のCL初ゴール経て代表合流の旗手怜央「やっと取れたという気持ち」前回インドネシア戦で存在感

ゲキサカ / 2024年11月13日 0時2分

日本代表MF旗手怜央(セルティック)

 日本代表MF旗手怜央(セルティック)が12日、ジャカルタでの合流初日の練習後、報道陣の取材に応じ、3日後に控える北中米W杯アジア最終予選・インドネシア戦(15日)への意気込みを語った。

 旗手は今年1月のアジア杯グループリーグ第3節・インドネシア戦(◯3-1)に同大会初の先発出場。第2節イラク戦に敗れた直後という状況で、68分間のプレータイムながら存在感を発揮し、ラウンド16のバーレーン戦(◯3-1)でも先発を掴み取る足掛かりとしていた。結果的にはバーレーン戦で負傷交代し、先発定着には至らなかったが、良い手応えも残っているようだ。

 それでも旗手は「普段やっているような後ろと前の潤滑というところと、自分の良さである顔を出すところ、前に出るパスやドリブルが出せたところがすごく良かった」としながらも「それは過去の話」ときっぱり。「相手も変わっていると思うので、前回うまくいったことより、いま自分たちにある強さを出せるような準備をしていきたい」と力を込めた。

 旗手の言葉どおり、インドネシアはアジア杯後に強力な帰化選手が複数加わっており、さらにチーム力を強化中。今回の最終予選ではサウジアラビア、オーストラリア、バーレーンから勝ち点1をもぎ取った実績もある。

 そんなインドネシアに対し、旗手は「アジア杯を経験して、アジアの大会は僕自身そこで初めて体験したけど、レベルがすごく高いなと感じている。帰化うんぬんではなく、アジアのチームのレベルが上がっているということにしっかり目を向けてやっていきたい」と帰化選手にとどまらない警戒を口にした。

 所属先のセルティックでは今月5日、強敵ライプツィヒ戦で日本人15人目となるUEFAチャンピオンズリーグ初ゴールも記録し、勢いに乗っている旗手。「キャリアにとって重要なゴールかなと思う。でも3年目で初めて取ったので個人としてはやっと取れたのかなという気持ち。ただ貴重なゴールを取れたのはすごく良かった」。起用されるならシャドーのポジションが濃厚。A代表初ゴールにも期待がかかる。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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