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宮崎DF奥田裕貴が今季限りで現役引退「サッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会い」

ゲキサカ / 2024年11月14日 23時39分

宮崎DF奥田裕貴が今季限りで現役引退「サッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会い」

 テゲバジャーロ宮崎は14日、2024シーズン限りでDF奥田裕貴(32)が現役を引退することになったと発表した。

 大阪府出身の奥田は、初芝橋本高、明治大を経て、2015年に高知ユナイテッドSCでキャリアをスタート。その後、Y.S.C.C.横浜、ガイナーレ鳥取でプレーし、19年に宮崎へ加入した。

 宮崎在籍6年目となった今季は、ここまでJ3リーグの出場はなし。現役引退発表に際し、クラブを通じて次のように感謝を伝えている。

「この度、私、奥田裕貴は今シーズンを持ちまして現役を引退する事を決断しました。

 3歳からサッカーを初め約30年、子供の頃からの夢であるプロサッカー選手になる事ができて、10年間も現役を続ける事ができ、沢山の方に応援して頂き、本当に幸せなサッカー人生でした。

 自分のサッカー人生を振り返った時に、子供の頃は病弱で怪我が多く、今までも試合に出れない日々も多く、辛く、苦しい時期を多く過ごしてきました。そんな中でも決して諦めず、一切の妥協をせず、日々全力で努力してこれた事は自分自身の誇りです。

 しかし、それは決して自分自身の力だけなく、自分を支えてくれた両親や姉を始め、沢山の周りの方々が支えて下さり、プロになってからは沢山のファン、サポーターの皆様の応援のおかげで、どんな時も諦めずに前を向いて頑張る事が出来ました。

 サッカーで何にも変えられない喜びや達成感を味わってきましたが、自分のサッカー人生において何よりの財産は多くの人との出会いです。サッカーを通じて多くの方と出会い、関わる事で、自分自身を磨き、自分の人生を豊かにしてくれました。

 これまで関わったくださった全ての方々、そして所属した全てのクラブ、スポンサー様、ファン、サポーターの皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

 最後になりますが、第二の故郷である大好きな宮崎県のサッカークラブである、テゲバジャーロ宮崎で引退する事が出来て幸せです。今後の人生も自分らしく、人との出会いを大切に生きていきます!今後とも奥田裕貴を宜しくお願い致します」

 以下、クラブ発表のプロフィール

●DF奥田裕貴
(おくだ・ひろき)
■生年月日
1992年10月5日(32歳)
■出身地
大阪府
■出場歴
J3リーグ:64試合1得点
天皇杯:5試合
■経歴
初芝橋本高ー明治大ー高知ユナイテッドSCーYS横浜ー鳥取ー宮崎
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