日本vsインドネシア 試合前日の森保一監督、MF遠藤航会見要旨
ゲキサカ / 2024年11月15日 0時34分
―(遠藤への質問)最終予選での唯一の失点は出場機会のなかったオーストラリア戦だが、GKから前に蹴ってカウンターを受けたのが問題だったと思う。ああいった危険な状態が起きないように何を気を付けてプレーしたいか。
遠藤「オーストラリア戦は90分通して守備は基本的に良かったと思っていて、マンツーマンで行きながら前向きな守備ができていた。ただ結果的に失点シーンに関しては、マンツーで行ったがゆえに失点してしまった。ファースト(ディフェンス)で競り合いに行って、こぼれ球を拾われてクロスを上げられた。オウンゴールだったが、谷口選手のところの負荷がかかってしまった。マンツーで行くイコール、後ろはかなりキツくなる状況が想定されるので、あのシーンに関してはマンツーで行きながらも、もし自分がボランチでプレーしていたらファーストで競りに行っていたなとか、あそこでマンツーで前がかりにいくかというのは今の課題というよりは、どこにリスクを取るかの話だと思うので、自分が出た時にはマンツーに行きながらも後ろにどうヘルプに行くかを考えながらプレーすべきだと思っている」
―(現地記者から森保監督、遠藤への質問)帰化選手がアジア杯よりも増えているが、どう対策するか。
森保監督「インドネシアは以前のチームとは全く違うチーム構成になっている。帰化選手が多くなり、ピッチ上にはほとんどヨーロッパでプレーしている選手たちが立つと認識している。対策としては個々のプレーヤーの特徴と、誰が出てもシン・テヨン監督が求める戦い方があるので、チーム戦術のところも分析させていただいている」
遠藤「インドネシアは前回のアジア杯でもすごく良いチームだった印象はある。ボールを動かしながら作っていくところと、セットプレーも良い準備をしてきていた印象がある。今回も同様に難しい試合になるイメージで予想はしているが、そこの対策も含めて自分たちもいい準備はできているし、インドネシアは戦力的に帰化選手を入れてきて強くなっていると思うが、自分たちも戦力には自信を持っている。アウェーの地でもチーム全員で勝利を目指していきたい」
―(現地記者から遠藤への質問)リバプールのアルネ・スロット監督と日本代表の森保一監督の違いは。
「守備に関しては言えばそんなに大きくは変わらないと思う。スロット監督も前線を含めてハードワークも求める監督で、それは森保さんが大事にしている部分。どちらもチームのために走って戦うという部分は強く求めている。攻撃はスロット監督の方がポジショナルというか、選手をより細かく配置する監督だと思う。森保さんはよりフレキシブルで、ベースの部分がありつつ、(ビルドアップで)4枚を作ったり、3枚を作ったりの選択肢を選手に与えている。昨季のクロップ監督のようなスタイルだという印象」
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