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日体大柏高と柏U-18のJ内定4選手が「Jリーグ内定選手合同記者会見」。飛躍期す彼らの「超えたい選手」とは?

ゲキサカ / 2024年11月15日 17時16分

 藤枝の魅力については、「藤枝MYFCの須藤(大輔)監督が言っているように、『超攻撃的なエンターテインメントサッカー』」とコメント。そして、「自分の武器のところであるキックだったり、『ゴールキーパーだけど守るだけではなくて攻撃の一員になれるんだぞ』っていうことを表現できるチームだなと思っていて、自分の武器と噛み合うところだったのでとてもいいなと思ったのと、あとファン、サポーターの皆様が本当に温かいクラブだなっていうのは感じていたので、そこは本当にいいなと思いました」と語った。
藤枝MYFC内定の柏U-18GK栗栖汰志
 吉原の進路である北九州の池西希スポーツディレクター(SD)は、柏・布部GMの推薦を受け、柏U-18のプレミアリーグや日本クラブユース選手権で吉原のプレーをチェックしてオファー。突破力は世代屈指で、得点力にも秀でた吉原はすでに北九州の練習試合に出場しており、池西SDは「(練習試合は)非常に高いパフォーマンスでした。僕たちとしては来年、J2かJ3かというリーグ戦を今やってる最中なんですが、どちらのカテゴリーにおいても即戦力になってもらえると、そう信じて招き入れたいなと思っています」と期待感を口にする。

 その吉原は、北九州の印象について「若手の選手、フレッシュな選手が多いというところと、環境が凄くいいというところ、そしてファン、サポーターの皆さんが凄い熱い応援をしてくれるところが僕は良いと思いました」と語り、「ボールを持った時の前へのプレーとドリブルが自分は持ち味なので、そこを常に見ていて欲しいです。今後はギラヴァンツ北九州でまずスタメンで1年目から出て、結果を残して海外に挑戦したい。90分間、常に相手にとって怖いプレーをし続けられる選手になります」と力を込めた。
ギラヴァンツ北九州内定の柏U-18FW吉原楓人
 最後に、日体大柏サッカー部から水戸入りする早川は水戸の印象について、「水戸は凄くサッカーに集中できる環境があって、グラウンドも、施設も、設備も凄く整っていて、ここだったら凄く成長できるなと。多くの若手選手が育成されてる中で、やっぱり凄いなっていうのは練習参加した時に思えて、そういったところが凄くいいクラブだなと思いました」と説明する。

 そして、「自分は、身体を活かしたセービングだったり、ハイボールだったり、ロングキックっていうところをストロングにしていて、自分はピッチ外であったらコミュニケーションは多くの人と取れる自信っていうか、結構色々な人と喋れるっていうところがあるので、そういうところもストロングにしつつ、色々な人に影響を与えられる選手になりたいなと思っています」。U-17日本高校選抜歴を持つ注目守護神は水戸でキャリアを積み、J1、海外へステップアップしていく考えだ。
水戸ホーリーホック内定の日体大柏GK早川ウワブライト
 4選手は「自分が超えたい選手」についてもコメント。ワッドは「日本で言ったら(柏アカデミー、柏の先輩FW)細谷真大選手で、海外で言ったらレワンドフスキ選手(バルセロナ)を超えたいなっていう風に思っています」と語り、栗栖も柏アカデミーの先輩でもあるGK中村航輔(現ポルティモネンセ)の名を挙げる。「本当、毎試合チームの勝利に貢献できるようなセーブだったりをしていて、本当に見ている人が感情移入できるような熱いプレーヤーだと思っているので。その魂だったり気持ちの部分は自分もあって、他の選手には負けないところであるので、そこでしっかり中村航輔選手を、今まで憧れでしたけど、もう同じプロの世界の選手として本当超えていけるような選手になりたいなと思います」と宣言した。

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