攻守の要・守田英正がチーム3点目、DAZN視聴者によるMOM選出も「うれしいけど由勢にあげたい」

MF守田英正

[11.15 W杯最終予選 日本 4-0 インドネシア ジャカルタ]

　冷静に、したたかに、日本を支え続けた。日本代表MF守田英正はチーム3点目をマーク。試合後のフラッシュインタビューで「運もあったが、しっかり決め切れた。試合を決定づけるゴールだった」と振り返った。

　2-0で迎えた後半4分、相手GKのパスミスを守田が冷静にカット。PA手前から右足のキックフェイントで相手をかわすと、右足シュートでさらに点差を広げた。

　中盤で攻守の要として君臨し続けている。2シャドーの一角で先発したMF鎌田大地とは前後で入れ替わりながら相手のスペースを突いた。「最初から大地とローテーションでスペースを入れ替わることを話していた」。前半35分の先制点は守田のフリックから鎌田がPA内の深い位置に入ったところから生まれた。「僕のパスから大地にアシストしていい形で攻撃できた」と振り返った。

　放送を行ったDAZNでは、視聴者によるプレーヤー・オブ・ザ・マッチの選出が行われ、守田が選ばれた。しかし、本人は謙虚な姿勢。「うれしいけど、(菅原)由勢にあげたい」と途中出場から勝利を決定づけたムードメーカーを称えていた。
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