ロングボールで苦しんだCB陣に遠藤航「どうやって守るか話し合っていきたい」
ゲキサカ / 2024年11月16日 4時18分
[11.15 W杯最終予選 日本 4-0 インドネシア ジャカルタ]
ミラーゲームでシンプルにロングボールを放り込まれた場合、どうやって守るべきか。3-4-2-1の日本代表に対して5-4-1でハメてきたインドネシアに苦しめられた時間帯を踏まえ、MF遠藤航(リバプール)は「ピッチ状態のこともあるし、雨が降ってきたので最初はシンプルにやろうと言っていた。アウェーなので相手も勢いを持ってくるイメージをしていた」と立ち上がりの時間帯を振り返った。
チーム全体でそういった意思の統一は出来ていた。しかし、意識がそろっていれば十分というわけではない。押し込まれる中でミスが出れば当然ながらピンチになる。それを思い知らされたのは前半10分だ。
日本は敵陣でセカンドボールを拾われてカウンター攻撃を受け、DF板倉滉がFWラグナー・オラットマングーンに裏を取られた。GK鈴木彩艶が落ち着き払った判断からビッグセーブをし、結果的には命拾いとなったが、こういったピンチを招かないためにはどういうことが必要なのか。
「相手がミラーゲームみたいにやってきたなかで、単純にマンツーマンのところへ蹴ってくると、そこで勝負するしかない。後ろの3枚はもう少し内側にコンパクトにすべきだったと思うが、後半の最後のほうも単純に蹴ってきた中で、最初に跳ね返さないとしんどくなっていく。自分はボランチに食いつくよりはセカンドを拾えるようにというのはあったけど、後ろにボールが流れると自分はどうしようもない。後ろに頑張ってもらうしかない」
遠藤は、最終ラインには1対1の勝負に勝つことを求めたいと見解を述べた。「相手が強くなっても同じようにやってくる相手はいると思う。それでもやっぱり守らなきゃいけない。そこはチームとして求めていかなければいけないことだと思う。ウイングバックも含めてこういう相手にどうやって守るか、話し合っていきたい」。教訓を今後に活かしていく覚悟を見せた。
(取材・文 矢内由美子)
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