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中国との再戦で代表2キャップ目なるか…出場イメージを膨らませる高井幸大「(3CBの)真ん中か右か」

ゲキサカ / 2024年11月17日 22時54分

DF高井幸大

 自身が日本代表デビューを飾った相手と再び戦う。9月の中国戦に出場したDF高井幸大(川崎F)は19日の中国戦を見据え、「前回やったときに試合に出たので」と意気込み。「この前は(7-0で)完勝したけど、また0-0からスタート。気を抜かずに臨みたい」と力を込めた。

 夏にU-23日本代表としてパリ五輪を戦うと、9月には初のA代表招集。9月5日の北中米ワールドカップアジア最終予選初戦の中国戦では、4-0で迎えた後半26分に途中出場し、A代表1キャップ目とした。10月シリーズは招集されたが、負傷で不参加。今回2か月ぶりに日の丸を着けるも、15日のインドネシア戦はメンバー外だった。

 高井はインドネシア戦メンバー外を冷静に受け止める。「自分の実力はわかっている。より高みを目指していければいい」。もっとも、今回の活動ではDF谷口彰悟(シントトロイデン)が負傷のため不在。中3日で臨むアウェー2連戦ということもあり、高井の出番が来る可能性も低くはない。

 今回の活動では3バックのセンターで練習を行っている場面が多い。高井自身も「真ん中か右かなと思っている」と語る。インドネシア戦で右CBに起用された橋岡大樹(ルートン・タウン)の動きにも影響を受けた。「橋岡くんがけっこう攻撃参加していたので、いい攻撃の枚数になっていた。自分が出たらより前に関われるようにしたい」と意欲をのぞかせた。

 直近2試合で連勝中の中国は、前回大敗を喫した日本に対して前のめりで来ることも予想される。「ロングボールのところはたぶん増えてくる。セカンドボールや、単純に空中戦に負けないところは大切になる」(高井)。20歳DFはW杯出場に大きく近づく一戦でのイメージを固めていた。

(取材・文 石川祐介)
●北中米W杯アジア最終予選特集

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