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「今年の強みは守備力」…パスサッカーが伝統の大分鶴崎、大分に1-0勝利で14年ぶりの全国切符獲得!!:大分

ゲキサカ / 2024年11月17日 23時29分

 前半と比べてCBが前に出て、きっちり一つ目の競り合いに挑めるようになったことでボール奪取率が増加。マイボールにしてからは前方にパスを入れて、相手陣内での時間を増やしていく。「相当伸びてくれた」と首藤監督が評するFW三浦大雅(3年)もスピードを生かして積極的に右サイドを仕掛けた。

 後半17分には三浦を起点に右サイドを連携で崩して、中に入れたボールを岡部がシュートも枠の上。32分には右からのパスを右中間で受けたMF河野歩夢(2年)が中に流れながらゴールを狙ったが、DFに阻まれCKとなった。37分にはDF高野将大(2年)が打ったシュートのこぼれ球を拾って、河野に繋いだところを倒され、PKを獲得。このチャンスは大分GK宿利一冴(3年)に阻まれて追加点を奪えなかったが、大分鶴崎らしさを発揮し、1-0で勝利した。

 リズミカルなパスサッカーがチーム伝統のスタイルではあるが、今年の夏は「切り替え3秒」というテーマを掲げ、ボールを失っても即時奪還する意識を高めてきた。「守備を献身的にやらないと試合に出さないとやってきた」(首藤監督)こともあって、中盤や前線の選手も守備でサボらない。ハイボールに積極的にチャレンジする187cmの守護神、大倉の存在も大きい。「今年の強みは守備力。そこから攻撃に繋がって点が入る。1点入ったら、守ってくれるという安心感がある」(安東)。

 全国の舞台でも大分鶴崎らしさを発揮できれば、必ず勝機は訪れる。「鶴高らしいパスサッカーで、一勝でも多く勝っていきたい」。そう意気込むのは安東で、更に鶴高らしさに磨きをかけて全国に向けた準備を進めていく。

(取材・文 森田将義)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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