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“優勝候補筆頭”プレミア制覇目前の大津は初戦で福井商と対戦、夏の反省を糧に「自分たちはチャレンジャー」

ゲキサカ / 2024年11月18日 19時45分

健闘を誓いあう福井商の谷田月波輝と大津の五嶋夏生(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 優勝候補の筆頭とも目される大津高(熊本)の初戦は、福井商高(福井)に決まった。「組み合わせも決まって、楽しみな気持ちで今はいいます」。抽選会を終えた主将DF五嶋夏生は気持ちを新たにしていた。

 今季の大津は、高校年代最高峰のプレミアリーグWESTで2位の神戸U-18に勝ち点差7をつけて首位を快走。WESTでは史上初となる高体連チームの初優勝が目前となっている。エースFW山下景司(3年)は17得点で得点ランキング首位。MF嶋本悠大(3年)や五嶋ら、各ポジションに注目選手を揃えている。

 ただ同じく注目された夏のインターハイでは、阪南大高に初戦で敗戦。改めて「トーナメントには違った難しさがある」ことを痛感させられた。その反省もあって、選手権ではあくまでも「自分たちはチャレンジャー」という思いを崩さないようにしたいという。

 プレミアリーグWESTを制し、EASTとのチャンピオンシップも制すればより注目されることは確実。ただこれについても「注目してもらえることは本当にありがたいこと」としながらも、「選手権までまで1か月ちょっとある中で、まだまだ成長できる。ファイナルも含めれば4試合できるので、試合を通して成長できればと思います」と口元を引き締めていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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